地元の会合報告

高知市内で古事記の勉強会を行なっているグループから防衛問題を講演してほしいとの要請があったので、4月1日(土)、高知空港から会場へ直行して午後4時から1時間お話をさせて頂いた。

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二十数名の参加者であったが、皆さん熱心に聞いてくださり、話がいがあった。

話が終わった後も、女性の参加者から森友学園問題で安倍総理を心配する質問があった。

夜は高知市内で中谷代議士の後援会の皆さんが定期的に開いている「るり会」に数年ぶりに参加、得月楼の桜は5分咲きであった。

翌日(2日)は、高知県護国神社の春季大祭へ行ったが、午後に四万十市長選挙の応援が入っていた為に早めに行って参拝、関係者への挨拶をした。

午後1時から、四万十市の中平正宏市長の二期目に向けての決起集会に参加、山本有二衆議院議員高野光二郎参議院議員も参加した。

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参議院外交防衛委員会

4月4日(火)午前10時から参議院買い込もう委員会が開催された日米、日豪、日英の物品または役務の相互の提供に関する協定の趣旨説明と質疑があった。

初めに質問に立った自民党の阿達雅志議員が、日韓情勢について、帰国させていた長嶺駐韓大使を本日帰国させた理由について質問した。

岸田外務大臣の答弁は「第一に韓国の大統領選挙対策、次期大統領が誰かを見定めてその対策をとること、第ニに北朝鮮に対する対策を日韓連携して取る必要があること、第三に釜山総領事館前の慰安婦像の撤去問題、第四に邦人保護に万全を期すためである」との事であった。

北朝鮮がいつ何があってもおかしくないという事であろうと思う。

参議院決算委員会開催

28日から参議院平成27年度決算委員会が始まった。

県議会では、決算委員会では該当年度の予算についてのみ質疑が行われる。ところが国会の決算委員会を傍聴したら、現在の政策課題を質疑していた。そばにいた先輩議員に聞いてみると、予算も決算も委員会質疑は何でもありだと言う。

予算委員会ではほとんどの政策課題が予算に含まれているのでこれは理解出来る、しかし27年度決算と現在の政策課題は繋がっていないものもあるので理解しづらい。

野党はまたも森友学園問題を質問する議員が多い、ええ加減にしてくれと言いたい。

もっと大事な政策課題があるだろう。

直近の世論調査で野党の支持率が下がり、安倍内閣の支持率が上がった事を分析したらどうかね、国民はよく見てるよ。

日米欧・総合安全保障議員協議会

28日(火)午後12時から衆議院議員会館の会議室で、日米欧・総合安全保障議員協議会の勉強会が開かれたので出席した。f:id:nakanishi-satoshi:20170328170037j:image

(写真左から、中谷元議連会長、森本敏氏、民進党玄葉光一郎議連副会長、同じく長島昭久副会長)

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この日の講師は森本敏防衛大臣、演題は「米国とNATO」、森本敏先生の話でもトランプ大統領の政治姿勢はよく分からないので、ヨーロッパにおける、米国とNATOとロシアの関係も非常に先行き不透明である事。

ヨーロッパの諸国にとって中国は、我々日本人が考えているのと全く違う、脅威ではない。また北朝鮮の脅威もない。

米国にとっても日本にとってもヨーロッパの動向よりも北朝鮮の動向が脅威となっている。

平成29年度予算成立

27日(月)午後5時40分から参議院本会議が開かれ、平成29年度一般会計予算、特別会計予算、政府関係機関予算の予算3案が、自民党公明党の賛成で成立した。

久方ぶりの記名投票、総数240名、賛成154名、反対86名、日本維新が反対したのは意外だった。

その他5つの法案も可決成立した。こちらは押しボタンの採決で、与党以外の各党の賛否は様々?

午後7時17分散会。

地震津波対策議連と杉本陸将補退官祝い

25日午前9時すぎの新幹線で静岡へ、午前11時から地震津波対策を考える都道県議会議員連盟の研修会が開かれたのでオブザーバーとして出席した。

この議連は自民党の議員で構成され、現在27の都道府県が参加している。高知県議会からは議連の幹事長である桑名龍吾県議をはじめ9名が参加した。

協議の後の研修会の講師は静岡大学の岩田孝仁教授、元静岡県職員で防災対策の専門家だ。

午後からは地震津波シンポジウム「南海・東南海巨大地震を考えるin SHIMIZU」に参加した。

こちらは主催が静岡大学防災総合センターと東北大学総合学術博物館、共催: ふじのくに地球環境史ミュージアム高知大学海洋コア総合研究センター、静岡県危機管理部、

協賛:JAMSTEC、後援:地震津波対策を考える都道県議会議員連盟となっており、午後5時まで講演が続くが、高知県議団と私は次の予定があり2時40分の休憩時間で退席した。

私は羽田へ向かう県議の皆様と別れて御殿場へ行った。

午後5時15分から御殿場のホテルで元自衛隊高知地方協力本部長の「杉本嘉章陸将補を送る夕べ」に参加した。

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杉本陸将補は少年工科学校の出身、日大の通信課程卒業で、戦車が専門である。
平成22年8月に高知へ来る直前も、第7師団第71戦車連隊長、平成17年にはイラク復興支援にも行った。

つい先日まで陸自の西部方面混成団長兼相浦駐屯地司令を務めていた。

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大変な努力家である。ここまで昇りつめるのは並大抵の事ではないそうだ。

明るい性格で好人物、この会も120名を越す参加者で盛況でした。

4月からは故郷の御殿場市役所で危機管理補佐監として第2の人生をスタートさせるとの事、

益々のご活躍を期待しております。

外交防衛委員会で2回目の質疑

21日(火)午前10時から開会された参議院外交防衛委員会で2回目の質疑の機会を与えられ、35分間、南西諸島防衛について稲田大臣以下防衛省幹部に質問した。

youtu.be

 

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委員会の全景

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質問の最大のポイントは南西諸島防衛の為には、南西四国か南九州に後方支援根拠地が必要ではないか、との質問であったが、稲田防衛大臣は「島嶼部への攻撃に対する後方支援能力を向上させることは重要な課題と認識しています。
防衛省としては、物資の集積・補給拠点にも活用できる拠点として、平成28年3月、与那国島に与那国沿岸監視隊等を配置する駐屯地を新設したところであり、また、現在は、奄美大島宮古島及び石垣島にも駐屯地を新設するための必要な措置、南西地域により近い補給基盤を強化するため、弾薬支処の拡張の検討等を行っています。
いずれにせよ、南西諸島への攻撃に対応するには、後方支援能力の強化が不可欠で、所用の検討を行っているところだ。」と答えてくれた。