自民党の財政政策勉強会

19日(水) 12時から参議院自民党の政策審議会の勉強会が開かれた。講師は菊池英博・日本金融財政研究所所長、テーマは「経済成長によるデフレ脱却と財政健全化」、西田昌司参議院議員が招いた方だ。

菊池英博氏の35分間の話の後質疑が行われた。

財務省からは主計局次長が出席し、財務省プライマリーバランス政策について、菊池氏からも、西田議員はじめ何人の議員からも厳しい質疑があった。

私も参議院予算委員会で麻生財務大臣に質問したとおり、財務省プライマリーバランス重視政策を一時中止して、当初予算で長期的に財政出動を増額しなければデフレから脱却出来ないとの意見だ。

菊池氏の話の中で、浜田宏一内閣官房参与の金融緩和政策に対する批判の話があった。

これは月刊文藝春秋の今年3月号?に掲載された記事で読んだが、安倍内閣の金融緩和政策は必要なかったという点について疑問を持っていたが、その点については安倍総理に近い議員から反論があり、私はこの議員の話に納得した。

また、財務省出身の議員からは、浜田宏一氏も考え方を変え、財政政策を重視する考え方に変わっているとの話があった。

菊池氏は、財政出動を増やしてデフレ脱却政策を自民党政治家主導でやってもらいたいとまとめられた。

大変勉強になった。

参議院議院運営委員会の懇親会

f:id:nakanishi-satoshi:20170413193522j:image

本日午後6時から参議院議長公邸で議院運営委員会の懇親会が開かれた、この日は庭を解放してバーベキューパーティー、初めての経験でお隣の愛媛県選出の山本順三委員長と記念撮影です。いろいろな桜が満開です。

昨日、衆議院厚生労働委員会で当初の約束と違って民進党議員が、法案と異なる森友学園問題を質問した為に衆議院の審議が止まっており、その原因は民進党のルール破りにある事を産経新聞は報じていた。

その件について持論を書こうと思ったが、今夜の懇親会で民進党吉川さおり筆頭理事と話していたら、細野豪志議員が民進党の代表代行を辞任したというニュースを聞いたのでその気もなくなった。

(追記)

最後は残っていた皆さんで記念撮影をした。

f:id:nakanishi-satoshi:20170415112436j:image

北朝鮮情勢その2

今朝の産経新聞に、ワシントンからの配信記事で、トランプ大統領が米経済専門局FOXビジネスのインタビューに答えて、第1空母打撃群を朝鮮半島周辺へ急派したことについて「非常に強力な大艦隊を送った。空母よりも強力な潜水艦も持っている」と述べ、核・ミサイル開発を進める北朝鮮が挑発に出た場合は軍事行動をためらわない決意を示した。と報道されている。

数年前、北朝鮮が核実験をした時だったかに米海軍高官が、日本周辺海域に戦略型潜水艦を配置した。と発言した事があった。

戦略型潜水艦とはトライデントミサイル搭載の大型潜水艦だ、今回の大統領発言は戦略型潜水艦を指すのかもしれない。

昨日、朝は自民党本部で外交部会、お昼には参議院自民党の政策審議会でこの件で防衛省、外務省から報告を受け質疑もあったがマスコミ報道と大した違いはなかった。本当に情報がないのかどうか分からないが、ガッカリした。

今朝のテレビ報道で、米軍が北朝鮮攻撃をする時には日本に事前協議をするとのニュースを見た、これが精一杯であろう。

 

北朝鮮情勢緊迫

北朝鮮の度重なるミサイル発射に対し、今回は米国が「言うことはない」「発射から着弾まで監視していた」という発言をした。

今までとは違う反応だ。

米国の北朝鮮攻撃がいろいろなメディアで流れている。

6日(木曜日)に午前10時から参議院外交防衛委員会が開催され、この問題を取り上げた議員も複数いた。岸田外務大臣も稲田防衛大臣もいつも通りの雰囲気で答弁し、取り立てて緊張感は感じられなかった。

7日には米海軍がシリアへトマホークミサイルを撃ち込んだ。北朝鮮ではなかった。

今朝のフジテレビの「報道2001」で、東アジア地域に米海軍の二つの空母打撃群と強襲揚陸艦が2隻派遣されていると報道されている。

米国が北朝鮮へいつでも侵攻できる体制を整えているのであろう。

地元の会合報告

高知市内で古事記の勉強会を行なっているグループから防衛問題を講演してほしいとの要請があったので、4月1日(土)、高知空港から会場へ直行して午後4時から1時間お話をさせて頂いた。

f:id:nakanishi-satoshi:20170404153320j:image

f:id:nakanishi-satoshi:20170404153337j:image

二十数名の参加者であったが、皆さん熱心に聞いてくださり、話がいがあった。

話が終わった後も、女性の参加者から森友学園問題で安倍総理を心配する質問があった。

夜は高知市内で中谷代議士の後援会の皆さんが定期的に開いている「るり会」に数年ぶりに参加、得月楼の桜は5分咲きであった。

翌日(2日)は、高知県護国神社の春季大祭へ行ったが、午後に四万十市長選挙の応援が入っていた為に早めに行って参拝、関係者への挨拶をした。

午後1時から、四万十市の中平正宏市長の二期目に向けての決起集会に参加、山本有二衆議院議員高野光二郎参議院議員も参加した。

f:id:nakanishi-satoshi:20170404154107j:image

f:id:nakanishi-satoshi:20170404154119j:image

参議院外交防衛委員会

4月4日(火)午前10時から参議院買い込もう委員会が開催された日米、日豪、日英の物品または役務の相互の提供に関する協定の趣旨説明と質疑があった。

初めに質問に立った自民党の阿達雅志議員が、日韓情勢について、帰国させていた長嶺駐韓大使を本日帰国させた理由について質問した。

岸田外務大臣の答弁は「第一に韓国の大統領選挙対策、次期大統領が誰かを見定めてその対策をとること、第ニに北朝鮮に対する対策を日韓連携して取る必要があること、第三に釜山総領事館前の慰安婦像の撤去問題、第四に邦人保護に万全を期すためである」との事であった。

北朝鮮がいつ何があってもおかしくないという事であろうと思う。

参議院決算委員会開催

28日から参議院平成27年度決算委員会が始まった。

県議会では、決算委員会では該当年度の予算についてのみ質疑が行われる。ところが国会の決算委員会を傍聴したら、現在の政策課題を質疑していた。そばにいた先輩議員に聞いてみると、予算も決算も委員会質疑は何でもありだと言う。

予算委員会ではほとんどの政策課題が予算に含まれているのでこれは理解出来る、しかし27年度決算と現在の政策課題は繋がっていないものもあるので理解しづらい。

野党はまたも森友学園問題を質問する議員が多い、ええ加減にしてくれと言いたい。

もっと大事な政策課題があるだろう。

直近の世論調査で野党の支持率が下がり、安倍内閣の支持率が上がった事を分析したらどうかね、国民はよく見てるよ。