挨拶回り

正月4日の賀詞交換会から連日、高知市を始め挨拶回りを続けている。

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(写真は宿毛建設協会の安全祈願祭後の懇親会)

「景気を良くしてくれ」という話はないが、「消費税値上げは反対だ」と言う声は聞く。

業種にもよるが、高知県でも少しずつ給料や時給を上げるところが出ている。

だんだんと景気が良くなっていることを感じる。

また、高知県でも有効求人倍率は約1.3倍が続いており、事務仕事以外は人手不足のようだ。

来年度からの公共事業費が、三年限定とはいえ大幅に増える事に県民は大きな期待を感じている。

せっかくデフレ脱却に近づいているのに、ここで消費税増税をやって景気回復の腰を折る事態になることは避けなければならないと痛切に思う。

新年賀詞交換会

4日(金)午前11時から高知市新阪急ホテルで、森林関係団体の土佐綠友会の賀詞交換会に出席した。

私は初めての参加であったが、県会議員さんは自民党から共産党まで26名が参加、国会議員は中谷元議員、山本有二議員、公明党石田祝稔議員、旧民主党広田一議員、武内則夫議員が参加してそれぞれ祝辞を述べた。

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午後1時からは同じホテルの隣の部屋で高知県建設産業団体連合会の賀詞交換会に出席した。

こちらは国会議員は与党の4名と旧民主党の2名、県会議員のほとんどは自民党の皆さんが参加した。
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午後2時20分にホテル発、宿毛へ帰る。

5時30分から秋沢ホテルで宿毛商工会議所主催の賀詞交換会に参加した。

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こちらは年々参加者も増え、約150人の出席者であった。立田雅弘会頭の主催者挨拶の後、国会議員は私一人、中平宿毛市長、加藤県議、今城県議が祝辞を述べた。この会は2時間にわたり貴重な意見交換が出来た。

藤原正彦「国家と教養」を読んで

年末に藤原正彦氏の「国家と教養」を読んだ。

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藤原正彦氏の書いた「国家の品格」は素晴らしい本だ。この本も期待通りの本であった。

この本の最期の方に、お茶の水女子大学に在職中に読書ゼミをやったとの記述があり、その中で取り上げた「新版 きけ わだつみのこえ」、山川菊英著「武家の女性」、宮本常一著「忘れられた日本人」が紹介されていたので通販で取り寄せた。

きけ わだつみのこえ」は最初に読んだのが、高校生の時であったかと思う、それから何度か読み返した。大東亜戦争などで戦死された学徒兵の遺書をまとめた本である。

二十歳過ぎの若者が、なんでこんな崇高な文章を書けるのだろうか、教育の違いを痛感させられる。

読むのに気が重い。

最初に届いたのが「忘れられた日本人」

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作者の宮本常一氏は民俗学者昭和10年代から30年代にかけて、主に西日本の集落を歩いて地元の人たちから聞き取り調査した話が書かれている。

その中で感銘を受けたのが、「村の寄合」についての記述。

記録に残っている江戸時代から戦後まで、村では物事を決めるのに、何日もかけて「寄合」を開き、皆が納得するまで議論を続けたという。

昔の仕事は力仕事、それを終えてから何日も議論するのは大変な労力であったと思う。

しかし、これがあったからこそ村の団結が守られてきたのであろう。

私が県会議員になった頃に、この話をしてくれた人がおり、「これが日本流の民主主義で、昔からあった。」と教えられた。

国会議員になってわかった。

国会では議案の上程日程から、委員会審議の方法、本会議での可決まで、与野党国会対策委員長同士、委員会の筆頭理事同士で話し合って決める。

両者が合意するまで何度でも話し合う。

地方議会では、日程や審議方法等は議会事務局と知事部局の職員同士が話し合って概ね決め、議会運営委員会にはかって決める。

私のように市議、県議と地方議会を経験している者から見ると、国会のやり方はまどろっこしい、先の見通しがなかなか出来ない。

しかし、この方法こそ「村の寄合」における日本流の民主主義だと気付いた。

それでも、時には話し合いがまとまらず、与党と一部の野党の賛成で議事を進める事がある。

そうすると批判が起きる。時には衆参の議長からも苦言が呈される。

私は参議院外交防衛委員会(21名)の理事(5名おり、自民党3名、公明党1名、国民民主党1名)をさせて頂いているが、常に丁寧な対応が求められている。

これから「武家の女性」を読む。

 

平成31年稽古始め、火事!

午前10時40分頃、宿毛市大島地区の浜で古武道の稽古始めを一人で行った。

空手道場をやっていた当時の弟子である長岡健二君に、棒、サイ、ヌンチャクの型をビデオに撮ってもらった。

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帰りに大島地区の住宅地で火事に遭遇した。消防車が着いたばかりで通れないので引き返し、咸陽島回りで帰った。後の情報では60歳の男性が死亡したとの事であった。また、夜は隣の土佐清水市で11棟が燃えたというニュースが流れた。

今朝のツィーターでは火災の様子が出ているが、町の中心部が焼けている。

正月早々気の毒だ、お見舞い申し上げます。

韓国海軍駆逐艦の動画公開について

防衛省は28日(金)海上自衛隊のP-1対潜哨戒機が、韓国海軍の駆逐艦を撮影した動画を公開した。

一部の報道によると、安倍総理の意向が強かったと報道されているが、真偽のほどは承知していない。

私は公開して良かったと考えている。

自衛隊OBの話を聞くと、韓国軍人と自衛隊員の関係は極めて良好であるとの事であった。

今回の事件では、自衛隊機からの問いかけに対して、韓国軍駆逐艦からの返答はない。

自衛隊機はUHF、VHFの2つの電波を使って問いかけているので、届かなかったということはない。火器管制レーダーの照射は韓国海駆逐艦の艦長の指示であることが推測できる。

この駆逐艦の艦長は私の聞いていた話とは正反対の行動をとった。

韓国軍は自衛隊に対して、今後もこういう反応をする可能性が考えられるので、自衛隊はそれを前提とした対応すべきである。

韓国海軍軍艦の海自哨戒機に対するレーダー照射について

数日前、能登半島沖の日本海上で、韓国海軍の軍艦から海上自衛隊のP-1対潜哨戒機に対して火器管制レーダーが照射されるという事件があった。

韓国政府は、北朝鮮の船舶を捜索していたレーダーがたまたま当たったと釈明している。

捜索用のレーダー波と火器管制レーダー波は全く別物だ。

火器管制レーダーは一点に集中して照射され、一旦目標物を捉えたら追尾する。その直後砲撃なりミサイル攻撃を行う。

したがって照射されたら、一旦退避して反撃を行うのが普通の行動だ。

直近のインターネットニュースでは、日本政府がいいががりをつけているかのような報道がある。

とんでもない事だ。しかも、海自の哨戒機から韓国軍艦に対して無線連絡をしても返事がなかったという。艦長以下確信犯である。

こういう海軍と共同作戦は行えない。

自民党では、明日政調会の国防部会を開催して防衛省の説明を受ける。