委員会で外務大臣政務官として初答弁に立つ

本日(23日)午前10時から沖縄及び北方問題に関する特別委員会が開催され、初めて外務大臣政務官として答弁に立った。しかも、お二人の質問者があり、2度答弁させていただきました。

f:id:nakanishi-satoshi:20210323183506j:image

f:id:nakanishi-satoshi:20210323191333j:image

(私の隣は沖縄北方も担当する河野太郎大臣)
f:id:nakanishi-satoshi:20210323183510j:image

本来なら委員会の答弁は大臣が行う。この日は同時刻に政府開発援助(ODA)等に関する特別委員会も開催された為に、茂木外務大臣はそちらの委員会で答弁に立った為、沖縄及び北方問題に関する特別委員会は私が答弁に立つ事になった。

政務官に就任してからのこの半年間、他省庁の政務官は多くの方が答弁に立っている。しかし、外務省は政務官が答弁に立つ事が少ない。

私はこの5年間で外交防衛委員会予算委員会等で外務大臣政務官が答弁に立ったのを見た事がなかった。それだけに待ち焦がれた答弁でした。

いずれも北方領土に関する質問でした。

初めは北海道選出、元知事の自民党高橋はるみ議員、2度目が国民民主党川合孝典議員、

f:id:nakanishi-satoshi:20210323191656j:image

私の左隣に座っているのが外務省欧州局参事官徳田修一氏、高知県出身で、尾崎正直前知事とは土佐高の同級生です。外務省のエースで心強い味方です。

 

日華議員懇談会総会に参加

22日(月)16時半から都内のホテルで、台湾との交流を進める超党派の国会議員で作った日華議員懇談会総会が開かれて出席した。
総会では会員総数292名になったことが報告された。また、古屋圭司会長の挨拶では、先日アンカレッジで開かれた米中外相会談について詳しく話されたが、古屋会長の見立てでは、予想通りの展開であったとの話であった。
台北駐日経済文化代表処の謝長延代表の挨拶の後、本日のサプライズゲストとして、なんと駐日米国大使館よりニコラス・ヒル主席公使が出席され、日本語で挨拶された。
日華議員懇談会始まって以来、初めての参加だそうです。

南モンゴル(中国・内モンゴル自治区)問題を考える勉強会に参加

3月16日(火)午後5時30分から衆議院第一議員会館の会議室で「南モンゴル問題を考える勉強会」が開かれて参加した。

f:id:nakanishi-satoshi:20210317123140j:image
呼びかけ人は山田宏参議院議員上野宏史衆議院議員、講師は「モンゴル騎兵の現代史」の著者で、内モンゴル出身で、現在は日本へ帰化している、静岡大学教授楊海英先生ということで、是非、講演を聞きたくて参加しました。

写真前列左端が楊海英先生、右隣が山田宏参議院議員上野宏史衆議院議員。後ろの列は日本在住の内モンゴル出身の人達で、日本に1万4千人の人達が住んでいるそうです。

遅い時間にも関わらず、沢山の議員が参加しました。

講演は、ヤルタ協定によって外モンゴル内モンゴルに分割された歴史から、文化大革命において多くのモンゴル人が犠牲となった話、モンゴル人学者の説として30万人殺害という話があった。

昭和7年(1932年)満州国が成立した時に、その3分の1はモンゴル人地域であった。

満洲国は多くの小学校から大学までを設立し(335校、同じ頃、中華民国支配下では、学校1つのみ。)教育に力を入れた。

それが、文化大革命においては逆に恨まれる原因になったとの話しであった。

私は、この文化大革命におけるモンゴル人の犠牲者については、楊海英先生の書かれた「墓標なき草原」(岩波現代文庫上下)を読み終えたばかりであったが、この本は中国の公式発表と犠牲者の生の声を書いているが、読み進めるのが辛くなるような残虐な事件である。
文化大革命の当時、内モンゴル自治区ではモンゴル人人口が約140万人に対し、漢人1200万人、現在ではこの差がもっと大きくなっており、選挙では全くモンゴル人は勝てないとの話であった。

新疆ウイグル自治区でも同様な事が起こっている。

また、昨年夏から始まった、内モンゴルでの①モンゴル語の禁止、②強制移住、③モンゴル人女性に対する組織的性犯罪、など多くの弾圧が行われている事が紹介された。

これに対して、2人の若い女性が抗議の自殺を行った事を含めて9人の犠牲者、8千人から1万人の逮捕・行方不明者がいると話された。

これらの抗議行動は、日本ではあまり報道されていないようで、私は初めて知りました。

今後は議員連盟を設立して、日本在住の内モンゴル出身者の支援を行う予定だとの事でした。

東日本大震災十周年追悼式

午後2時30分から、国立劇場において、政府主催の東日本大震災十周年追悼式が行われた。

コロナ禍の為、出席者は二百数十名に制限された。その為、参議院では議員会館一階の講堂でインターネット中継で参加した。

f:id:nakanishi-satoshi:20210311152117j:image

初めに、司会者から東日本大震災で犠牲になられた方々は、関連死を含めて2万2千2百名にのぼるとの話があった。

式典は午後2時46分に黙祷、菅総理の追悼の辞の後(下の写真)、

天皇陛下のお言葉、衆参議院議長、最高裁長官の追悼の辞が続いた。

f:id:nakanishi-satoshi:20210311152121j:image

その後、岩手県(佐藤しょうじさん)、宮城県(荒川航さん)、福島県(斎藤誠さん)のご遺族の代表と、被災者の代表(近江智春さん)の4名が追悼の辞を述べた。

当時、高知県議会議員であった私は、4ヶ月後の7月13日から3日間かけて、仙台に支店を持っていた高知県の建設会社社長の案内で、車で津波被害にあった宮城県岩手県の海岸部を視察した。それが下の3枚の写真だ。

f:id:nakanishi-satoshi:20210311155618j:image
f:id:nakanishi-satoshi:20210311155614j:image
f:id:nakanishi-satoshi:20210311155621j:image

上の2枚は宮城県女川町、最後の写真は雄勝町の写真です。

女川町に入った時の衝撃は未だに鮮明に覚えている。

1枚目の写真の後方に写っている3階建ての建物は、福祉施設でこの高台の庭まで津波がきたという事で、テレビで何度も紹介された。

 

 

米国上院で200兆円のコロナ対策経済法案可決

6日 米国上院で200兆円規模のコロナ対策経済対策法案が可決された。

1人あたり最大1400ドル(約15万円)の現金給付が盛り込まれている。

賛成50、反対49(1名欠席)だったそうだ。

バイデン政権のジャネット・イェレン新財務長官は積極財政派で、今は躊躇なく財政出動すべきだと主張して200兆円の経済対策を主張していたが、上院での可決は難しいとの見方があった。

いつも、米国の政策に便乗する日本の財務省は、これになんでならないのだろうか。

なお、この法案は下院で一部修正されたため、上院で再可決のあと、バイデン大統領の署名を経て成立する。

 

中土佐町合併15周年及び新庁舎等落成式

28日(日)午後1時より、高知県の中西部にある中土佐町の合併15周年(大野見村と合併)、新庁舎等落成式典に出席した。

中土佐町はカツオの一本釣り船団で有名な町で、昔、青柳裕介さんの書いた「土佐の一本釣り」という漫画が有名になった。主人公は純平と八千代、映画にもなった。

f:id:nakanishi-satoshi:20210228160032j:image
f:id:nakanishi-satoshi:20210228160040j:image

その中土佐町の町役場、高幡消防組合中土佐消防団本部、久礼保育所が、津波対策で高台に移転した。

f:id:nakanishi-satoshi:20210228160711j:image
f:id:nakanishi-satoshi:20210228160036j:image
f:id:nakanishi-satoshi:20210228160028j:image

役場や市役所等の高台移転は津波対策には欠かせない事業だが、住民の反対もある。

中土佐町では池田洋光町長(上の写真の右端)のリーダーシップで実現した。

敬意を表し、お祝い申し上げます。

 

高知南国道路開通

27日(土)午前10時から、高速道路の高知インターから高知空港インターまでの、高知南国道路が開通し解除式典に参加した。

f:id:nakanishi-satoshi:20210228070157j:image

f:id:nakanishi-satoshi:20210228070206j:image

現在、宿毛の私の自宅から高知空港までは車で約2時間25分ほどかかる。
この高速道路の開通により10分ほど短縮されるとの事だ。これで、窪川インターから高速道路で直接空港インターまで行ける。便利になりました。
関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
私が県会議員になった約20年前、高速道路は全く整備されておらず、宿毛から高知空港まで4時間以上かかった。
当時、空港まで4時間以上かかる地域は、北海道と岩手県の1部地域と、この高知県の西の果て、宿毛市周辺地域のみであった。
そこで高知西南空港建設促進運動を起こしたが、実現されていない。
しかし、2時間10分で行けるようになるとは感無量です、高速道路の効果を実感しております。