今日は午前九時から生まれ故郷の大海地区の総会があった。
今年は選挙の年なので中西清二宿毛市長、浦尻和伸市議、岡崎利久市議と共に総会に出席して地区推薦をもらうことになっていた。
朝起きると積雪約10センチ、（写真）軽自動車で出かけるつもりで準備をしたが、駐車場から玄関まで動いただけで断念した。
こんな積雪は何年ぶりであろうか。
清二市長と岡崎市議は私と同じく宿毛市中心部に住んでいる。
大海は中心部から車で約10分ほど南に走った所にある、途中坂道が2箇所あるので、雪道を走る時はそこが問題だ。
岡崎市議はタクシーで出かけたとのこと。女房がタクシーを呼ぶと、市長からも依頼があったので一緒に行く事にした。タクシーはスタッドレスタイヤをはいているので雪道も走る。
案の定、田ノ浦の坂道で何台かの車が立ち往生しており、歩いている人がいた。
大海に着く直前の坂道には浦尻市議の車が乗り捨ててある、ここからなら歩いていける。
10分遅れで総会が始まり、私達4名に大海地区の推薦がおりた。感謝！感謝！
15分後、総会を退席して、待たせてあったタクシーで、清二市長、岡崎市議と3人で宿毛へ向かう、田ノ浦の坂道の手前で車が動かない、市長と二人で歩いて様子を見に行くと、坂道の上で何台かの車が動けない。
何人かで押して動かしている。
結局、40分ほどかかって家に帰り着いた。
11時から私の母方の祖母富子の1周忌の法事があったが、叔母に行けないとのお詫びの電話を入れた。
昼前の天気予報を見ると、雪が降っているのは幡多地方が多い。高知市や松山市は降っていない。
私は雪が降ると心が浮き浮きするが、今回はそれを通り越している。
雪国の人と話すと、雪が憎いという言葉が出るが、今回は参った。
(追記午後1時15分)
雪に浮かれて、昼食後散歩に出た、雪は降りしきっている。家の門柱の積雪は15㎝である。
雪は寒いということをすっかり忘れていた、百メートルも行かない内に寒さに負けて引き返した。
家の中が暖かくて良い。
（追記午後4時30分）
雪は止んで陽がさしている。家の前の駐車場で、近所の中学生4人が雪を集めてかまくらを作ろうとしている。
私も駐車場に出て、軽自動車の雪下ろしをした。
中学生達はかまくら作りをあきらめ、雪の上で弁当を食べている。若いということは良い。
(追記 21日)
ブログが中途半端で終わっていると指摘された。
気が付かなかった、たいした記事ではない。雪国に住む人達の苦労の何百分の一がわかったということを書きたかった。
数年前、10月初めに北海道を訪れた際、地元の市会議員で農業関係者が、「これから半年間、北海道は雪に埋もれて農業はできないんです。」と言われた。
半年間で一年の稼ぎを出さなければいけない厳しい環境、北海道と比べると高知県は恵まれすぎている。
明治時代になってから、多くの高知県人が北海道に移住した、その中に坂本龍馬の一族がいたことは大河ドラマ「龍馬伝」に関して紹介された。
当時の開拓部落を再現した家も見た、私なら数か月で凍死する。
どんな思いで、北海道開拓に取り組んだであろうか、私の想像の範囲を超えている。
