季節外れの台風のおかげで不便さを認識した

27日(金)は松山市へ四国四県の県議が集合して、四国の観光議員連盟総会、森林・林業活性化議員連盟の総会、議員野球大会の前夜祭が開かれた。
この日夕方で、台風2号の接近のため翌日の野球大会の中止が開催県である愛媛県議会チームから発表された。
野球大会はここ10年ほど愛媛県議会チームのダントツの優勝が続いており、他県はいやになっているので愛媛県以外はほっとしていた。
8月には愛媛県で全国大会が開かれる予定だから、野球はそれまでお預けである。
私は、野球大会の最後に次回開催県の議長として挨拶が予定されていたので、その翌日の高知市でのある団体の総会を含めて宿毛の自宅には戻れない予定であった。
ところが、台風のおかげで休みが取れたので自宅へ帰るべく、松山駅午前9時08分発宇和島行きの汽車に乗った。宇和島駅着10時28分。
当然宿毛行きのバスに連絡していると思っていたので昼までには帰宅できると思っていた。
ところが、宿毛行きのバスは2時間後にしかない。10時35分発の愛南町城辺行きのバスに乗った。
乗用車で宿毛宇和島間は70分足らず、城辺はほぼ中間地点だから30分もあれば着くだろう、城辺からは宿毛へ連絡バスもあるだろうと思って乗った。
バスの乗客は私一人、貸切状態、すぐに一人乗ってきたが、また降りた。
これを繰り返しながら、城辺に着いたのがなんと1時間20分後である。
お昼前であり、おまけに宿毛行きは1時間後の発車である。
唖然として、同じ会社(宇和島バス)のタクシーに乗った。
宿毛までのタクシー代金は4,060円也、松山・宇和島間の汽車代が特急料金込みで2,900円、バス代が1,400円、12時半頃帰宅。
タクシーの運転手さんに、「汽車とバスの連絡が全くできてませんねエ、観光客のことは全く考えていませんねエ」と言うと、「昔から全然考えていませんねエ」運転手さんが答えた。
四国の観光議員連盟も、ここらあたりから直すことを考えるべきだと思った。