菅内閣へ不信任案提出

今日、自民党公明党菅内閣に対する不信任案を提出するようである。これに民主党から何名の同調者が出るか未定である。
東日本大地震からの復興に向けて政争をやっている場合かという報道がある。
私は地震からの復興に必要であるから一日も早くスッカラ菅首相を代えるべきだと思う。
国を動かすには官僚の協力が必要であり、官僚を使いこなすのが政治家の仕事である。
しかるに、現状は菅内閣の政務三役の指示がなければ官僚は全く動かない。誤った政治主導のせいである。
この前の日曜日のテレビ番組で、自民党町村信孝衆議院議員が話していた、官僚に政策提言しても、政務三役の指示が無いからと言って全く動かない。
そんな話は、私も国会議員から直接何度も聞いた。
先日は40代の元官僚で、現在政治家の方からこういう話を聞いた。
「我々官僚は、国難の時には政治家がなんと言おうが独自の判断で動く気概を持っていた。しかし、今は元同僚達に全くそういう気持ちが無い、萎えている。」
独自に動いて政務三役に怒鳴られるよりは、何もしないでいた方がよいという判断であろう。
民主党政権になって2年余、この国の官僚組織は完全に壊された。これは国民にとって不幸な事である。
今なら、まだ回復できる。