震災からの復興 現地の声

6月3日(金)東京で財政基盤強化対策県議会議長会が開催されて出席した。
会は昭和61年に結成され、財政的に厳しい17県が政府に対して特別要望を行っている。平成19年の副議長の時にも出席した覚えがあった。
今年は被災岩手県の佐々木議長が出席しており、政府に対する要望項目も震災復興支援が主であった。
6県から議長、副議長が衆議院の面接室で民主党陳情要請対応本部副本部長・糸川正晃衆議院議員に要望した。
岩手の佐々木議長から糸川副本部長に対して「3月11日の大震災からもう80数日経つが、未だに復興が全然進まないがどうなっているのか、民主党国会議員は何人も現地視察に来た。しかし、来るだけで何の効果もない。何のために視察しているのか。昨日は宮城県議会議長、福島県議会議長と一緒に民主党に要望した。福島県議会議長は机を叩いて怒っていた。」との発言があった。
佐々木岩手県議会議長は民主党所属だ、同じ民主党管政権に不信感をぶっつけていた。
私からは、高知県は近い将来、東海・東南海・南海の3連動大地震が想定されているが、津波がくれば幹線国道が寸断される。
高速道路をはじめとする道路整備を急がなければならないという陳情をした。
災害救助も災害復旧もすべて道路がなければ進まない。