ミサイル防衛、すごい国だ日本は?

北朝鮮の弾道ミサイル発射に備えて、昨日から自衛隊が沖縄周辺にイージス艦と迎撃ミサイルペトリオットPAC3の配備のために自衛隊が行動している様子を逐一テレビで報道している。
まあ、防衛省か官邸が、日本が攻撃されることも、することもないという前提で動いているからこの報道になっているのであろう。
米軍は1991年の湾岸戦争の時に、作戦が終わった後で映像を流しながらマスコミに広報をした。
今回、沖縄の那覇基地から偵察機や観測機を飛ばしているとのテレビ報道があるが、当然ながら具体的な作戦行動に関する広報はない。
どこの国の軍隊でも事前の軍事作戦行動を公表することはない。
あるのは自衛隊だけだ。
今日のテレビ報道では迎撃ミサイルの配置場所を探している映像まで流れている。ここにいますからどうぞ先制攻撃をかけてくださいといっているようなものだ。
大平和ボケの日本でも、国内にあるレーダーサイトはマスコミも入れないし何人でどういう勤務をしているかも一切秘密である。これが普通の軍隊の行動だ。
軍事作戦行動を事前に公表する軍隊で、本当に命懸けで国を守る兵士の意気が上がるはずがない。
ちなみに、日本の弾道ミサイル技術は十数年前からM-3号ロケット、M-5号ロケットで人工衛星を打ち上げており、現在はこれらのミサイル開発は終了して、H2Aロケット人工衛星を打ち上げている。
3号、5号ロケットは大陸間弾道ミサイルにすぐに転用出来るそうだが、以外と知られていない。