平成25年自民党大会

4月16日(土)は午後2時から党本部において全国幹事長連絡協議会役員会、役員会は17道府県で構成されており、高知県は現在役員県である。
この会で全国幹事長で党執行部に対する要望事項を決め、午後2時30分から開催された連絡協議会総会に諮った。
総会では、北海道、宮崎県、新潟県などからTPP交渉参加反対の意見が出た。
北海道は農業県であるので無理もないが、北海道の幹事長の発言を聞くと、安倍総理がTPP交渉参加表明をするに至る党本部での議論過程が各都道府県連にメールで送られ、高知県自民党県議団には配布したのだが、北海道ではそれが事務方から幹事長に伝わっていないのではないかと思われた。
午後4時から全国幹事長会議開催、冒頭の安倍総理の挨拶の中で、TPP交渉に関して、農業はじめ国益は必ず守る、私を信頼してほしい、との発言があり、
石破幹事長からは、私は与党時代に農林水産省の政務官、副大臣、大臣をやらせていただいた。農業従事者の平均年齢は65歳、10年前は55歳であり、20年前は45歳であった。
つまり新規従事者が増えていないという事だ。このままでは10年後には70歳代になるであろう。
我々の政策が間違っていたと言わざるを得ない。いま問われていることは政治の責任において農業をどうするかという事だ。という答弁をされた。素晴しく説得力のある答弁であった。

17日(日)午後2時からグランドプリンスホテル新高輪で党大会開催、私は開会の40分前に会場入りしたが、表彰者、代議員を含め高知県連からの出席者28名中、正規の場所に座れたのは二十数名、後は一般席を探して座ったようだ。
当日は約2500席を用意したということであったが、友好団体からの出席者が多く立見がでた。ここ7〜8年で最大の出席者だったそうだ。
大会でも、安倍総裁は長時間の演説をよどみなく、力強い話をされた。
また、石破幹事長は二度登壇し、素晴らしい演説をされた。特に、昨年3月の東日本大震災の一周忌での三名の被災者の話は参加者の心を打った。
最後に、今夏の参議院選挙立候補者が紹介され、頑張ろうコール、党歌斉唱で会を閉じた。