高知県の畜産業

監査が続く、今週は幡多地域に一泊で入った。
12日(水)は幡多児童相談所、そして西部家畜保健衛生所、ここで幡多地域の畜産農家の状況を聞いた。
畜産業は生産費に占める飼料購入費の割合が高く。飼料価格が上昇しているので経営は大変だ。その中で、酪農分野では前年度に比べて戸数3戸、頭数で88頭の減少、肉用牛では同じく7戸、142頭の減少である。原因は高齢化で、このくらいの減少は健闘していると言ってよい。
政府のTPP参加で畜産農家から不安の声が上がっていないか尋ねたが、所長は、そのような不安の声は格別聞いていないとの答えであった。
牛肉についてはこれまでも関税率を引き下げて、畜産農家も対策を打っているので大丈夫なのか詳細はわからない。
しかし、私は牛肉が好きで、自分でスーパーや肉屋でステーキ肉を買うが、外国の安い肉(200gで300円)を買ったことがあったが、これはまずかった。
美味しさで選べば、外国産肉も国産肉もほぼ同程度の値段ではないかと実感している。ただし、関税がもう一段下がれば影響がでるのかな。
次に行った食肉衛生研究所、四万十市の食肉センターの中にある。
と畜を待つブタがたくさん送り込まれていた。中にはふて寝をしているブタもいた。
殺されるのを待つブタを見ているとかわいそうであったが、トンカツは美味い、好物でよく食べる。