高知県出身西森ルイス弘志ブラジル国会議員来高

14日(月)、高知市で小学、中学、高知商業高校と過ごした西森ルイス弘志ブラジル国会議員が来高され、高知県とブラジルとの友好議員連盟有志で歓迎会を開いた。

平成20年、ブラジル移民100周年事業の際、私も訪問団の一員としてブラジルを訪問した。
その際にサンパウロ州の隣のパラナ州の州議会議員であった西森議員がパラナ州を案内してくれた。
パラナ州マリンガ市はブラジルでは珍しく貧民街スラムの無い市であった。
そして、西森議員の地元のロンドリーナ市の空港ではテレビ局が待ち受けており大歓迎を受けた。
ここでは、二つの思い出があった。
通訳として同行したのが、福岡県出身で、17歳の時にサッカー留学をして以来ブラジルに住んでいる鶴田剛正君と知り合ったことだ。
当時26歳だったと思う。
帰国後、彼から高知県の中学生サッカーチームをブラジル訪問させて交流できないでしょうかとのメールがあり、高知中学、高知高校のサッカー部の監督の先生と話し合った、お二人とも、中学生の頃、高知県の選抜サッカーチームの一員としてブラジルを訪問した経験を持っており、乗り気であったが、不況の最中、県内で渡航費を集めるのが難しくて断念した。
鶴田君からは今でも時々メールが来る。
もう一つはロンドリーナ市で開かれた北パラナ高知県人支部の設立総会・懇親会で、池川町出身の方が一族6〜7名で出席されており、私が写真を撮っていたら、一族の写真を池川町に住む親戚に送ってもらえないだろうかと頼まれ、帰国後、池川町の竹本さんに写真を二組送ったら、お礼の電話がきた。
それ以来、私は竹本さんとお会いすることもなく忘れていた。
ところが、今年2月、高知県遺族会フィリピン会主催の慰霊巡拝団でフィリピンを訪問した際に、この竹本さんと一緒になり挨拶されて驚いた。
今年も8月に高知県議会からブラジル訪問の機会があり、黒岩副議長と武石県議が訪問したばかりだ。私も行きたかったが、監査が入っており行くことができなかった。
西森議員は私のことをあらためて調べたようで、歓迎会の席でいきなり中西さんですよねと言われた。
ブラジルのことをいろいろ話されたが、特に高知の柚子を気に入られ、是非ブラジルへ輸出してほしいと言っておられた、実現するといいのだが。
楽しい再会であった。