南海支隊戦友遺族会

16日午後6時から高知市で、昭和17年から18年1月にかけて東部ニューギニアポートモレスビー攻略作戦に従軍した南海支隊の懇親会があり出席した、出席者は7名。
今回は高知県香北町出身で現在オーストラリアに在住の杉本氏が、里帰りを兼ねて出席され、私に会いたいとのことで参加した。
杉本氏は元通産省に勤務していて、中国で勤務していた時にオーストラリアの女性と知り合って結婚しオーストラリアで30年以上生活しているとのことである。
南海支隊との関わりは、偶々オーストラリアの慰霊行事で日本代表として参加した事から始まったそうだ。
南海支隊戦友遺族会事務局長の辻本氏(和歌山県高野山在住)と知り合って連絡を取っている中で私の事を知り、私のブログを見て共感し、会って話したいとのことであった。
現在は貿易のコンサルタントをしているそうで、2ヶ月前にオーストラリアを出国してカンボジアベトナムと回って高知に帰って来たとの由。
海外在住の日本人が、外から祖国を見ていると何と脳天気な国に見えるようで、杉本氏も日本の将来を大変心配していた。
安全保障について全く無防備な祖国、これで国が存続するのかとの危機感を持つようで、私の大学時代からの友人で米国ラスベガス在住の上林君も常に心配している。
杉本氏と話がはずみ午後6時から9時35分まで二人だけで話し込み、最終電車に乗り帰宅したのは翌日の午前0時15分、きつい一日であった。
written by iHatenaSync