西岡寅八郎元県議の離党届を受理

26日(火)午後17時05分から自民党高知県連役員で、議会事務局から土電の政務調査費の報告書についての説明を受けた。
それによると、土電の発券記録と収入金は合致している。
発券記録に残っているすべてについて領収書を発行しているわけではなく、請求された方のみに発行している。
西岡県議に対する領収書の総額は、発券記録に残っている金額より多い。
航空チケットの発券窓口は土佐電トラベル、土佐電気鉄道株式会社など4つの窓口があり、西岡県議に対する領収書は土佐電気鉄道株式会社から発行されている。
などの事項が土電から高知県議会事務局に説明されたとのことであった。
ちなみに、我々県議が航空チケット等を頼むときには土佐電トラベルに頼み、同社の領収書が発行される。
議会事務局によると、領収書と発券記録の具体的な金額や、発券記録なる記述の詳細、領収書のうち発券記録と合わない額の詳細など不明な点が多く、これからの解明が必要である。
県連が幹事長名で西岡県議に対して回答期限を25日とした質問の手紙を送った後、西岡元県議の秘書の方から、体調が悪く期限までに回答できないとの話があったが、県連では回答期限の延長はできない、期限までに回答して頂きたいと申し伝えたら離党届が提出された。
議会事務局の説明後、自民党高知県連の役員会と党紀委員会(土森委員長)を開催し、西岡県議からは、県連から出した質問状の返信が25日までになかったこと。
役員のどなたにも西岡県議から連絡が来ていないこと、真相の解明に時間がかかり、現状ではすぐに法律に違反するかどうかが不明確なことなどを私から説明し、議員辞職で西岡議員は社会的責任を果たしていることなどを考慮して、西岡元議員からの離党届を受理し、党紀委員会による処分は行わないことを決めた。