フィリピン戦域戦没者慰霊祭に参加

18日(土)午後1時より、高知市護国神社下の慰霊碑の前で第37回の高知県フィリピン戦域戦没者慰霊祭が厳粛に執り行われた。
県議会からの参列者は浜田英宏議長と私だけであった。また、元県議の大石宗氏も参列した。
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坂本功フィリピン遺族会会長の話では、ここに祀られている英霊は4千9百余柱、今年は遺族の参列者が極端に減り、約140名ということであった。
戦後69年が経ち、遺族の平均年齢が70歳後半になったと話されており、お孫さんの参加者も多い。
自民党が立ち上げた海外戦没者のご遺骨収容の「戦没者遺骨帰還に関する特命委員会」に期待している。海外で戦没され、収容が可能と言われている約60万柱のご遺骨を一日も早く帰国させて頂きたいと、祭主祭文でも、お礼の挨拶でも繰り返し話されていた。
私は平成16年と25年に、フィリピンへの慰霊巡拝の旅に特別参加させて頂いており、この慰霊祭も数回参列させて頂いている。
下の写真の空席は、式の初めに陽あたりが良すぎて座る人が移動した為である。