海上自衛隊呉地方総監が宿毛視察

10月25日(土)、海上自衛隊呉地方総監の伊藤俊幸海将宿毛市を訪れてくれた。
先月25日に、沖本宿毛市長、田村宿毛商工会議所会頭と共に呉基地を訪れた際に、是非、魚の美味しい宿毛へ一度おいで下さいとお願いした所、早速実現したものである。
伊藤総監は経理部長の山口宜久一等海佐、副官の築田一等海尉自衛隊高知地方総監部の渡部副本部長、片岡四万十所長などと共に午後4時過ぎに宿毛市役所へ到着、沖本市長、安沢副市長、田村会頭と私が出迎え、日本帝国海軍時代(大正時代)からの宿毛湾港利用の歴史や整備状況などを私が説明し、そして、南海トラフ地震発災時には県西部の総合防災拠点になる事などを、安沢副市長と私が説明し、合わせて自衛艦による寄港促進をお願いした。
夜は、宿毛訪問の主な目的である懇親会、防衛団体や商工会議所、観光協会など各団体から20名近い参加者があり、秋沢ホテルで、宿毛湾で取れたブリのしゃぶしゃぶなどを食べながら杯を重ねた。
二次会はスナックに移動してカラオケ大会、伊藤総監は歌が上手い、「イヤーこんな楽しい酒場があると、自衛艦の乗組員も喜びます。早速みんなに報告します。」と笑いながら話されていた。
翌日は、宿毛湾港を現地視察、沖防波堤の整備状況や防波堤内側の海底掘削などの状況を説明した。
f:id:nakanishi-satoshi:20141027020035j:plain
(写真は宿毛湾港視察中の左から加藤県議、伊藤総監、沖本宿毛市長、私)
その後、宇須々木地区の旧帝国海軍時代の弾薬庫跡、艦載水上機用の滑り台などを視察した後、宿毛湾港が一望のもとに見渡せる松尾峠に移動、展望台から宿毛湾の全貌を見ながら説明した。(下の写真は左から加藤県議、伊藤総監、私)
f:id:nakanishi-satoshi:20141027020222j:plain
伊藤総監は宿毛湾が使い勝手の良い港であることを十分理解していただけたようであり、自衛艦を寄港させましょうと答えて頂いた。