衆議院選挙が終わった

高知県は予想通り、ほぼダブルスコアの票差で勝利した。
県内の投票率が50.98%、過去最低だ、特に第一区が約49%非常に低い。
有権者が、初めから中谷さんで決まりだろうとの思いが強いのが大きな原因であろう。
全国の投票率は52%程度と推測されているので、高知県はそれより低い。
選挙後、マスコミのインタビューを受けたので次のように答えた。
これからの政策課題は「地方創生」がメインになると思う。今回の選挙で高知県農政会議の皆さんと意見交換を行い強く思った。TPP問題も、安倍総理の農協改革も、政党ではなく、地方で育った議員と都会で育った議員との考え方の違い問題であると思う。
高知県では中谷元衆議院議員農林水産業の党の責任者として地方の声を主張し続けているが、地方選出の議員数が少ないので苦労している。
現在の人口比で国会議員を選ぶ選挙制度を、憲法を変えて見直すべきだと考える。
米国の上院議員選挙のように、人口比とは関係ない選出方法を考えるべきであろう。例えば、東京、横浜、名古屋、大阪、福岡などの大都市圏以外の地域からは特別枠を設けるなども一つの方法であろう。
そういう改革を考えていかないと、国会議員の少ない地方は益々寂れていく。
全国的には、マスコミの下馬評では自民党単独で310議席前後という報道があったが、結果的に291議席に終わり前回より減らした。
自民党圧勝とのマスコミ報道を見て国民が、比例票で野党へ投票したのだろうと推測する。
沖縄は予想通り選挙区は4議席とも野党が取った。今後、普天間基地辺野古への移設は非常に難しくなるであろう。
日本の防衛問題の根幹が揺れる。