土電補助金の凍結解除

29日午後1時から開かれた県議会産業振興土木委員会で執行凍結となっていた土佐電鉄に対する補助金の凍結解除が決定した。
この問題は昨年11月29日に開かれた高知県中央地域公共交通再構築検討会において、岩城高知県副知事が強い調子で土佐電鉄の経営陣の交代を求めたにもかかわらず、土佐電鉄の経営陣は自分達の置かれている状況が分かっていないのか、それとも別の理由があったのかはよく分からないが、これに応じようとしなかった。
それで、12月県議会の産業振興土木委員会で私は経営陣が刷新されて土佐電鉄が生まれ変わったという姿が見えない限り、補助金の執行凍結解除は出来ないと発言した。また、同様の意見は他の委員からも出た。
それでやっと会社側も県に対して新しい経営陣の人選をお願いしたと私は認識している。
今度の片岡代表取締役は県の元運輸担当理事で現職の時から土佐電鉄に対してもキッチリと意見を言ってきたと聞いている。
四国銀行から取締役として入る亀川氏と共に、旧経営陣とは何のしがらみもないであろう。
土佐電鉄がこの体制でどう生まれ変わるのか注視して行く。
そして、この新経営陣を委員会に呼んで意見を聞くべきだとの共産党の主張があったが、変わったばかりの経営陣は27日に森田県議会議長に挨拶に出向き、これまでのお詫びと今後の決意について述べているので、今直ちに委員会に呼ぶ必要はないと私は思うので、その旨委員会でも発言した。
written by iHatenaSync