宿毛高校大月分校の閉校式

3月2日、12時から宿毛高校大月分校の閉校式が体育館で行われた。
昭和35年、幡多農業高校大月分校として開校、昭和49年に宿毛高校大月分校となった。
幡多農業高校の分校から数えて54年間に1805人の卒業生を送り出してその幕を閉じた。

写真は卒業生を代表して、午前中に行われた卒業式を終えたばかりの谷君が、母校に対する思いを述べている所。
宿毛高校では数年前に私の地元にあった小筑紫分校が閉校され、その時にも多くの卒業生から母校が無くなることの寂しい思いをお聞きした。
幡多地域を管轄する西部教育事務所管内の小中学生の数は、平成15年に9195人いたのが、平成25年には6550人と約3割の減少。
大月中学校は、それまで5校あったのを5年前に一校に統合し二百数十人いたのが、現在は百人ちょっとと半減した。
岡田町長は、昨年町内で産まれた子供が17人、亡くなった方が107人と嘆いていた。
人口減少は止まらない。
written by iHatenaSync