フランスのイスラム過激派のテロに思う

今から24年前の1991年に日本でも、小説「悪魔の詩」を翻訳した筑波大学助教授が首を切られて殺された事件があった。
この事件は当時、イランの最高指導者であったホメイニ師が、イスラム教を揶揄したという理由でこの小説の著者であるラシュディ氏に死刑宣告を行い、この本の翻訳者が殺された事件であった。
その時、犯人に対して、酷い事をする人だなと思った記憶がある。
今回のフランスの事件のマスコミ報道では、襲撃された新聞社がどんな報道をしたのかが詳しくわからない、個人であれば、名誉毀損罪や侮辱罪で訴えることも可能である。
しかし、マホメットやお釈迦様など歴史上の人物はそういうことが出来ないであろう。
批判報道をするにしても無制限に許されるものではなく、一定の常識というものがあるだろう。
襲撃されるに至った詳しい記事を是非知りたいと思う。