柔道の金メダリスト斉藤仁さんが亡くなった

インターネットニュースで見てショックだった。
私は空手に25年間関わってきたが柔道の経験はない。
しかし柔道の歴史を調べるのは大好きで、嘉納治五郎先生、四天王と呼ばれた西郷四郎、コンデコマの山下義昭、昭和に入ってからは徳之島出身の徳三宝、木村政彦などの物語を心を躍らせて読んだ。
斉藤仁選手は、同時期に山下泰裕選手という偉大な柔道家がいて、山下選手には勝てなかったが、ソウル五輪で、最終日まで金メダルゼロという重圧の中で2度目の金メダルを取った時には本当に感動した。
誠実そうな人柄で、私は指導者になってからも柔道界の改革に期待していた。
まだ54歳だった、指導者としてまだまだやりたい事があっただろうに、さぞかし無念な思いを残して人生を終えたのではなかったのか、ご冥福をお祈りします。