イスラム国が後藤さんを殺害か

今朝(2月1日)午前5時頃、イスラム国に誘拐されていた後藤さんが殺害された動画が配信されたと報道されている。
遺族の方には気の毒であるが、安倍内閣がイスラム国の要求に屈する事なく、ヨルダン等と連携して対応した事は高く評価する。
イスラム国と名乗るグループはテロリスト集団であって国家ではない。
安倍首相は今後も中東のイスラム諸国とは友好関係を継続していただきたい。
安倍首相がイスラム国の殺害行為を強く批難するニュースを見た。
しかし、日本はアメリカのようにイスラム国を爆撃する事が出来る法律はないであろうし、多くの日本人も自衛隊を派遣する事に賛成しないであろうと思う。
アメリカやイギリスなどはイスラム国を空爆しているし、フランスは空母部隊を中東に派遣した。その為の法整備もあるのだろう。
日本では対テロリスト集団との戦闘行為は警察の役目となるのか、日本の警察がイスラム国と戦うためには武器が貧弱だ。
であれば、日本政府としては日本人がかの地域に近寄らない事を広報するしかなかろう。
第二次世界大戦後、英・仏・米など中東地域を武装支配していた連合国は彼らの都合で国境線を引いた。
その国境線がいま再編されようとしているのだが、かの地域の民族、宗教が複雑な事と政治指導者のレベルが低いので混乱している。この混乱は当分続くであろう。