景気回復

5月の有効求人倍率は1.19倍を記録し、高知県でも0.96倍となった。
高知市をはじめ、県内でも1倍を超えている地域があり、業種にもよるが人手不足が続いている。県内の景気回復の状況は、昨日何人かの県幹部を訪ねて話したばかりだ。
また、「2014年度の国の一般会計の税収が、今年1月の補正予算編成時の見込み額を約2兆2千億円上回り、53兆9千億円台に達することが分かった。17年ぶりの高水準で、2013年度の税収実績(46兆9529億円)から約7兆円の増加。5年連続の増収。税収の上振れは、企業収益の改善や株価上昇を受けて、所得税法人税の税収が伸びたことなどが背景にある。」と報道されている。
安倍晋三氏が初めて自民党総裁になった年、平成18年の自民党総裁選挙で、総裁選に立候補していた麻生太郎先生が松山市の演説会で、国の税収が50兆円を超える話をされ、ワクワクした思いで聞いた事が強く印象に残っていた。
その後40兆円台が続いたので、ここ数年、麻生先生のその話ばかりが頭をよぎっていたが現実になった。
さらに、株価は2万円を超える状態が続いている。
安倍内閣の経済政策を酷評していた経済評論家、野党政治家、マスコミはこの数字をどう評価しているのか、聞いてみたいがコメントがない。
相変わらず三流週刊誌のような揚げ足取りのゴシップ記事ばかりが報道されている、情けない。
今日、政治にたずさわっていない一般県民からそんな話を聞いたばかりだった。マスコミがどう報道しようが国民はよく見ていると心強く思った。 
今年の2月、安倍内閣の主要閣僚は私に対して、今年後半は確実に日本の景気が回復すると話されていたが現実になりつつある。