毛沢東率いる本体は長征と称して中国大陸中央部を逃げ惑い、最後は延安にこもっていた。
逃げ回る途中でもしっかりと共産党の仲間を粛清し、国民党に対しては対日本軍の共闘を組みながら、国民党軍の所在を日本軍に教えて攻撃させていた。
日本の降伏後は国民党との内戦に勝利して中国統一を果たしたので、彼らが対日戦争勝利を叫ぶことは全く間違いということではない。
しかし、軍事パレードに新しい兵器があったとテレビで報道されていたが、ほとんどがソ連や米国の兵器のコピーである。
米国の無人偵察機プレデターもどきの兵器については、テレビの解説者がプレデターとグローバルホークとを間違えていたのであろうが「グローバルホークそっくりです、本当に飛ぶかどうかは分かりません」とのコメントが流れており、聞いて笑ってしまった。
ちなみに、内戦において中共軍勝利の重要な役割を果たしたのは、降伏後の日本軍から獲得した武器弾薬であった。
従って中国東北部で行われている毒ガス弾などの兵器処理に日本国が費用を負担する理由はない。
【追記】
よくもまあしゃあしゃあと言えるもんだ。さすが中国、こんな国家指導者は今では希少だ。
「東京を火の海にする」と言った北朝鮮と合わせて、日本には素晴らしい隣国がある。
当時の指導者達が現在を見たらなんと言うかな。「こんな筈ではなかったに」と言うのか、それとも「これが有史以来連綿と繰り返されてきた人類の歴史だ」というのか。