北の湖理事長のご冥福を祈ります

北の湖理事長が突然亡くなった。
以前から病気と戦っていたとは全く知らなかった。
現役時代、「憎らしほど強い」とか「勝って土俵下に落ちた相手に手も差し伸べない」とか、マスコミからさんざん悪口を書かれた。
当時は「花のニッパチ組」と呼ばれ昭和28年生まれには多くのスター性を持ったスポーツ界の選手達がいた。
その中心に横綱北の湖がいた。
昭和26年生まれの私は、北の湖の強さを憧れを持って見ていた。
負けて土俵下に落ちた相手に対して手を差し伸べないのも当然だと思っていた。
強い人間は心優しい。北の湖理事長も心優しい人であったとインターネットニュースで流れている。
親方になってからは、中学生から相撲取りになり、義務教育もそこそこに卒業しただろうから社会人としての付き合いは大変だろうなと思って見ていたが、相撲協会理事長まで登りつめた。頭の良い人だったそうだ。
まだ、62歳本当に早すぎる人生の終わり方だ。
心よりご冥福をお祈りします。