川井喜久博県議の早すぎる逝去

昨日の高知新聞に川井県議の死亡記事が出た事を知り、本山町北山甲の自宅へ出向いて安らかなお顔を拝見し、奥様にお悔やみを伝えた。
先月の8日、大豊町のユズ狩りの招待を受け、川井県議の車で現地へ行く予定でいたところ、直前になって本人から電話があり、体調が悪いので病院へ検査に行ってくるので、副町長の車で行ってほしいとの事だった。
川井さんは昨年からたびたび議会を休む事があり、その原因は腰痛で、脊柱管狭窄症の手術を受けて良くなったと本人から聞いていた。
ところが、ユズ狩りの現地で川井さんの知り合いから、今回の検査は、あまり良くない場所の病気ではないかと聞いていたが、こんなに早く亡くなるとは思っていなかった。
川井さんは川井木材を経営し、山ごと買って材を売る仕事で儲けていると本人から聞いていた。
宿毛バイオマス発電事業が始まる当初から材の集め方について、川井さんから様々なアドバイスを受け、彼の心配通りになった。
林業のプロとして、バイオマス発電事業の見方は的確であった。
高知高校時代は柔道部に所属、私が高校入学時に卒業していたので高校時代は面識はなかったが、県議会に来てからは同窓として良いお付き合いをさせて頂いた。
今年春の県議選では2期目に挑み当選、私は3月に本山町中心部にある川井木材の事務所を選挙事務所としていたので応援に出向き、奥様と話をする事が出来た。
この度、奥様の話では、肝臓が悪かったそうで、昨年からの体調不良もそれが原因であったろうとの事だった。
しかし、今回の入院は、本人は良くなって退院出来ると思っていたが急速に悪化したとのお話であった。
満67歳、あまりにも早い、本人も無念の思いが残ったであろう。ご冥福をお祈りします。