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麻生財務大臣の任期

明日平成28年1月1日で麻生財務大臣は就任以来1102日目を迎え、在任期間は、財務相の前身である蔵相(大蔵大臣)も含めると戦後6番目だ。とインターネットニュースで報道されている。
第2次安倍政権が発足した2012年12月26日に就任されて以来、安倍内閣の好景気は麻生財務大臣が引っ張ってきた印象が強い。
平成25年の夏、参議院議員選挙の応援に高知県を訪れた麻生先生を、私は自民党高知県連幹事長として1日接待させて頂いた。
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麻生先生は各地の応援演説の中でこう言った「我々は国民の皆さまに謝らなきゃいけません。デフレ対策だと思ってインフレ対策を行ってきた。これからは戦前にデフレから脱却した高橋是清の政策に学ばないといけない。」
私はこの演説を聞いて、何と潔い政治家かと思った。
現職の財務大臣がこれほどの演説をしたことは聞いた事がない。
麻生先生が総理大臣として漢字の読み間違いや失言が続いた時、私の友人達からも批判の声が届いた。
それまで何度か麻生先生とお会いして、祖父の吉田茂先生の父・竹内綱(元衆議院議員)夫妻は、私の地元宿毛市の出身であり、麻生先生も高知に対して特別の思いがある事を感じていた私は、「少々漢字が読めなくても、その分英語が不自由なく喋れるから良いではないか」と庇い、友人達から「そんな問題ではない」と反論された。
しかし、麻生先生の天性の明るさと人柄の良さは余人に代えがたいものがある。
今年2月に高知を訪れた際には、麻生先生に対し次の話をした。「尾崎高知県知事は元財務官僚です。昨年4月消費税を8%に上げるにあたり知事と増税の賛否について話しました。知事は増税は止むを得ないとの見解でしたが、私は景気はまだ回復していないという認識で増税に反対でした。今度消費税増税で景気が落ち込んだら財務官僚は腹を切れとまで言いました。」
麻生財務大臣には大変失礼な事を言ったが、 私の予想通り国内の景気は大幅に落ち込んだ。
しかし、財務官僚は腹を切るどころか責任の一片も感じているようには思えない。
またぞろ10%への増税を策している。
私がこの話をした時には麻生先生は笑って聞いておられたが、その後別の反応があった。
麻生先生の話された高橋是清がデフレから脱却した話も、何度か財務官僚の書いた本を読んだが、高橋是清を評価しても、高橋是清が紙幣を増刷してデフレを脱却した話は一切書いていない。
安倍内閣のブレーンとしてリフレ派といわれる浜田宏一エール大学名誉教授がおり、日銀には黒田総裁、岩田規久男副総裁がいる。私はこれらの方の経済政策を支持する。
財務官僚は、安倍内閣がリフレ派の政策を実行して成果を上げても決して認めようとはしない。むしろこの政策が失敗して超インフレに落ち入る心配話ばかり流している。
高知県の有効求人倍率は今年9月に1.0倍に達し、11月は1.05倍である。
職種によっては人手不足となっている。
全国平均は昨年から1.0倍を超えているが、高知県にとっては驚異的な数字だ。
私が政治の世界に出た20年前から今までで、2度ほど全国の有効求人倍率が1倍を超えたことがあったが、その時も高知県の有効求人倍率は0.4から0.5倍であった。県内で働きたくても2人に1つしか仕事が無いのだ。生活していくには県外に出るしかなかった。
今度の景気は、安倍内閣の政策と尾崎高知県知事が進めている高知県産業振興政策のおかげだ。高知県の景気回復は異次元の数字が続いている。
報道によると、12月25日の記者会見では、麻生財務大臣が首相時にできなかったデフレからの脱却に「強い思いがある」と強調したそうだ。
来年は安倍総理と二人で是非デフレ脱却を実現してくれる事を期待している。
来年が希望に満ちた年になる事を祈る。