地元の水産加工業

今日は地元の水産加工業者を訪問した。
それぞれが、県の産業振興計画の補助金を利用して加工場を作った。
はじめに訪れたのは、すくも湾漁協の側の「土佐社中」、東京のダイヤモンド・ダイニング(以下D・Dと略す)が資本を出している会社だ。今日はD・Dに送る養殖ブリの加工をやっていた。サイズは5.7kg平均、機械で三枚におろした後で、手作業で四つに捌いていた。
すぐに刺身に出来るが、手間のかかる作業だ。
これなら高齢者でも出来る。
徳弘所長の話では、若い世代を雇用する為にはもう少し時給を上げる事を目指したいとの事であった。
次に訪れたのが、ピアサーティー大島加工場、ここも養殖ブリの加工が主な仕事だ。
今日は高知県地産外商公社と東京のデパートのバイヤーが見に来ていたそうだが、私はその時間帯は遠慮した。
中町所長の話では、ここは、ピアサーティーの店舗に納品しているので堅調のようだ。
次に訪れたのが「沖ノ島水産」、荒木啓弘社長の弟の渡さんが、大阪でピアサーティーのフランチャイズの居酒屋をオープンしたが、盛況で啓弘社長も大阪へ手伝いに行っており、今月下旬まで帰れないとの事であった。
中町所長の話では、沖ノ島水産の経営する店は60席の居酒屋、前に渡さんからメニューを見せてもらったが、魚は宿毛の自前の魚を使っている。景気が良い。