アメリカ大統領選挙がおかしくないかい

アメリカの大統領選挙で序盤の最大のヤマ場である、スーパーチューズデーと呼ばれた1日で11州の開票も終わり、相変わらず、民主党ヒラリー・クリントン、共和党はドナルド・トランプ候補が有利な戦いを続けている。
ヒラリー・クリントンはともかく、トランプ候補の言動はかなりおかしいが、断トツの支持率た。
日高義樹氏の新刊「戦わない軍事大国アメリカ」の中に「第五章 アメリカ民主主義は分裂する」「第一部  政治家が信用されなくなった」
の中で「 2016年の大統領選挙戦が、歴史的な大騒ぎになっているのは、今やアメリカが完全に分裂し、アメリカの人々が国全体を円満に動かす政治的仕組みをどう作るべきか、全くわからなくなってしまった結果である。」
という書き出しで始まる章がある。
「与党民主党でも野党共和党でも、70%という大勢の人々が、アメリカを動かしていく能力や経験と全く関わりのない候補者を支持していることである。」
ヒラリー・クリントンも上院議員、国務長官をやったが、業績は全くないと書かれている。
トランプ候補はここにきて、共和党の元大統領候補からも批判が出ている。
昨日の報道では、ミット・ロムニーマサチューセッツ州知事が、トランプ候補に対し、ユタ州の講演で「トランプはいかさま、詐欺師、破産の常習犯であり、ビジネスで失敗ばかり、とても大統領になる資格なぞない。万一、当選でもしたら同盟国に多大な迷惑を掛ける」と発言したと報道されている。
大統領選挙がこの先どうなるかは分からないが、どちらが大統領になっても日本にとっては大変だ。
この国に日本の防衛は大きく依存している。