参議院選挙合区解消策

30日(水)16時からの参議院自民党議員総会で、来年の参議院議員選挙で各県から最低一人ずつ候補者を選ぶことが出来る選挙制度改革案が了承された。

合区解消については憲法改正で行う。しかし、来年夏の参議院議員選挙には間に合わない。

そこで今回の案は、一つは一票の格差是正のために埼玉県選挙区で定員を1人増やす。これで格差は3倍以下に収まる。

また、合区になった為に候補者を立てられなかった県の候補者を選ぶ為に、全国比例の定員を2名増やし、この2名は比例拘束名簿として優遇する。この2人は党名を書いてもらう。

この制度改革により、参議院議員の定数が242名から248名に増える。

総会では質問は出たが、明確な反対意見は出なかった。自民党では今後、法改正の手続きを進める予定です。