昨日(30日)と今日の二日間で本会議での質問戦は終了した。
昨日が午前10時から自民党の橋本聖子議員会長、立憲民主党の吉川沙織議員が代表質問に立ち、今日は午前10時から公明党の山口那津男代表、国民民主党の大塚耕平代表が、午後から共産党の山下芳生議員、日本維新の片山虎之助議員、立憲民主党の牧山ひろえ議員、自民党の石井準一議員、国民民主党の石上俊雄議員が質問に立った。
野党で国民民主党の大塚耕平議員の質問が、久しぶりに聞き応えのある質問であった。
外国人労働者の受け入れ拡充問題では、自民党の政調部会で懸念された意見と同様の質問がいくつかあった。また、アベノミクスの成果では、日本の銀行の金余りで、その資金が海外投資へ向けられている問題を取り上げた。
この問題は先週の日曜日(28日)の産経新聞・日曜経済講座で田村秀男編集委員が取り上げていた。
私は田村秀男さんの経済評論を高く評価している。
この新聞記事では邦銀の海外投資の額と中国の受け入れ額との関連性を指摘している。
日本の銀行は、国内企業が内部留保ばかり増えて借入意欲が少ない為に海外投資をせざるを得ない。
国内企業が一層の賃上げを行うなどの状況を変えない限りデフレ脱却は難しい。