国際航空宇宙展2018東京を視察

29日(木) 午後から東京のビッグサイトで開かれている「国際航空宇宙展2018東京」を視察した。

本来なら、前日に自民党国防部会の役員で視察する予定であったが、参議院自民党国対委員は禁足がかかった為に私は視察出来なかったので、急遽この日の視察をお願いしてかなった。

最初はボーイング社のブースで説明を受けた。

f:id:nakanishi-satoshi:20181130072101j:image
f:id:nakanishi-satoshi:20181130072133j:image
f:id:nakanishi-satoshi:20181130072117j:image

上の写真はこのほど米空軍が採用を決めた練習機、ボーイング/サーブT-Xの模型、F15の半分ほどの大きさだそうだ。

下は旅客機のシュミレーター、あいにく担当者がいなくて体験出来なかった。
f:id:nakanishi-satoshi:20181130072105j:image

下はイギリスのBAE社のブース、次期戦闘機テンペストを開発しようとしている。テンペストは写真のみ。
f:id:nakanishi-satoshi:20181130072129j:image

下の写真はBAE社の戦闘機用ヘルメット、これは感動した。
f:id:nakanishi-satoshi:20181130072108j:image

このようにしてかぶると、視界の中のヘッドアップディスプレイに普通の風景と同時に、赤と緑、青などカラーで自機のデータ、敵機の状況、さらには普通のテレビを見るように周囲の風景が表示され、下を向くと地上の風景が表示される。
f:id:nakanishi-satoshi:20181130072113j:image
f:id:nakanishi-satoshi:20181130072121j:image

現在F-35で使用されているヘッドアップディスプレイは白黒で、カラーはこれが初めてだとの説明を受けた。どんな仕組みになっているのかわからないが、パイロットは目の前の計機ディスプレイを見る事なく、見たい方向に顔を向けるだけで全ての操縦と戦闘が出来る。本当に感動物だった。

次はロッキードマーティン社のブース、

f:id:nakanishi-satoshi:20181130072125j:image

上の写真は新型のPAC3ミサイルの模型

下の写真は航空自衛隊F-15に搭載するかどうか研究中の対艦、対地ミサイルJASSM、LRASMの模型、翼に搭載した状況を下から見た状態。
f:id:nakanishi-satoshi:20181130072137j:image

次が航空自衛隊が配備中のF-35Aと、垂直着陸と短距離離陸が可能なB型の模型、150mほどの滑走で離陸出来るそうだ。
f:id:nakanishi-satoshi:20181130072057j:image

下の写真はロッキードマーティン社が買収したシコロスキー社のUH-60ヘリの攻撃型の模型、

f:id:nakanishi-satoshi:20181130075314j:image

次がスバル富士重工のブース、陸自の次期ヘリコプターUHXの説明を受けていると、高知県出身の平田英俊元空将が突然現れた、背中の人物で写真を撮っていた秘書が気付かず、顔が写っていない。

平田元空将は平成20年か21年に航空自衛隊那覇基地の司令をやっている時に、高知県議団で訪問したのが初対面だった。自衛隊退職後は富士重工に勤めている。
f:id:nakanishi-satoshi:20181130075327j:image
f:id:nakanishi-satoshi:20181130075321j:image

f:id:nakanishi-satoshi:20181130113450j:image

つぎは航空自衛隊F-35に搭載予定の対艦ミサイルJSM、ノルウェー製だ。
f:id:nakanishi-satoshi:20181130075331j:image
f:id:nakanishi-satoshi:20181130075241j:image

次はエアバス社のブースで無人偵察機( Zephyrという名前だ)の説明を受けた。

f:id:nakanishi-satoshi:20181130111337j:image

f:id:nakanishi-satoshi:20181130111330j:image

上の写真は模型で説明を受けている。太陽光パネルによる発電でプロペラを回して約120日間飛行出来る、撮影した写真はすぐに無線通信で地上に送る。

イギリスはすでにこれを購入し試験的に使っているそうだ。

下の写真はインターネットで手に入れた。

f:id:nakanishi-satoshi:20181130135151j:image

次は川崎重工のブース、P-1対潜哨戒機。
f:id:nakanishi-satoshi:20181130075303j:image

C-2輸送機の模型、
f:id:nakanishi-satoshi:20181130075244j:image

エアバス社のブースで説明を受けていると突然、防衛省の深山装備庁長官が現れた。偶然会場へ来たそうで、背中しか写っていないのは撮影していた秘書が長官と気付かなかっただけで他意はありません。

f:id:nakanishi-satoshi:20181130081021j:image

最後が屋外に展示中のF-35戦闘機のモックアップ、ベニヤ板で出来ている実物大模型。

操縦は右側にあるサイドスティックと、左にスロットルレバーで行うが、それぞれに沢山のスイッチボタンが付いており、パイロットは無意識に操作出来るまで訓練するという。これにも感動しました。
f:id:nakanishi-satoshi:20181130075255j:image
f:id:nakanishi-satoshi:20181130075307j:image
f:id:nakanishi-satoshi:20181130075249j:image