消費税増税反対その2

26日(日)産経新聞の日曜経済講座に、田村秀男編集委員が「リーマンしのぐチャイナ・ショック」「米中貿易戦争下の消費税増税の愚」と題する記事が載っている。

それによると「 1〜3月期の国内総生産(GDP)速報の実質成長率が年率換算で2.1%となったが、幻惑されてはならない。輸入減という高げたに乗ったからで、家計消費や民間企業設備投資という大黒柱は細っている。」から始まり、「 1〜3月のGDP速報は瞬間風速なのだが、同時に発表された30年度のGDPデフレーター(経済全体の物価指数)はもっと深刻だ。前年度比マイナス0.2%となりデフレ再来を告げている。」と指摘し、その上中国がアメリカとの経済戦争で壊滅的な打撃を受け、いかに中国経済が行き詰まっているかを、数字をあげて説明しており、その影響はリーマン・ショックをしのぐ衝撃波を発しかねないと警鐘を鳴らしている。大変説得力がある。

田村秀男さんは高知県出身、私は高知県議時代からこの「日曜経済講座」を愛読している。

国会議員になってから、私が学生時代からご指導を受けている宮崎正弘さんの講演会でお会いして以来、時々お話を伺ってご指導を受けている。

田村さんも、デフレ下で消費税増税はすべきでないと警鐘を鳴らし続けている。