MMT勉強会

5日(火)午後2時から、衆議院第1議員会館1階の多目的ホールで、第2回MMT国際シンポジウムが開かれて出席した。

会場は340席を用意したそうだが、5分遅れて私が会場に入った時はほとんど埋まっていた。

政治家もたくさん出席している。

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初めにビル・ミッチェル教授(豪ニューカッスル大学)
の「MMTから考える現代日本の政策実践の試み」題する講演が行われた。同時通訳のヘッドフォンが用意されており、良く分かった。1時間の講演を熱心に聞いていた。

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続いて、藤井聡教授が「MMTによる令和「新」経済論」の題で約35分間講演した。

最近出版した下の写真の本の解説である。

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私は読み終わったが、中野剛志さんの「奇跡の経済教室[基礎知識編]」と同じく大変分かり易い本だ。

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財務省に対して藤井砲が炸裂して会場は大受けした。
続いて、青木泰樹京大教授が「MMT信用創造過程」と題する講演、最初の写真がその様子だ。
最後に、柴山桂太京大准教授が「MMT新自由主義を超えうるか」と題する講演を行った。

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MMT理論は財政政策として、インフラ整備に加えて、就労保証プログラム(JGP)や環境対策への投資、高齢者対策などを推進する。

午後5時まで、大変有意義な講演会であった。