次期戦闘機の開発予算111億円獲得

17日(火)午後、河野太郎防衛大臣麻生太郎財務大臣との防衛関係予算案の大臣折衝が行われた。

13時40分より自民党本部7階で、河野太郎防衛大臣を送り出す為の国防部会,安全保障調査会の合同会議が開かれ、原田国防部会長が応援団風のエールを切って河野太郎防衛大臣を送り出した。

一つは、待望の次期戦闘機の開発予算案111億円の獲得、

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もう一つは、自衛隊員の生活・勤務環境の改善のための施設及び日用品の整備予算案371億円の獲得であった。

両方とも満額回答を得た。

これで令和2年度防衛関係当初予算案は固まった。

次期戦闘機は戦闘機全体の統合作業のうち初期的な設計を実施するが、必要な性能・能力は
①僚機間もちろん、陸自・海自装備品も含めたネットワーク戦闘能力、
②高いステルス性/探知性能に優れたセンサーの開発、
③各種妨害環境下でも作戦を継続できる電子戦能力、
④十分なミサイル搭載数、
⑤共同対処における米軍とのインターオペラビリティー
⑥将来の脅威に対しても常に一線級の能力を発揮するため、必要な改修を随時施すことができる改修の自由度と拡張性を確保する、
私は⑥について何度も提言した。