国際経済・外交に関する調査会

2月5日(水) 午後1時から参議院「国際経済・外交に関する調査会」の初会が開かれた。
この調査会は中西健治議員、中西祐介議員、私の参議院中西三人組が一緒になった初めての会で、開会前に祐介議員が記念撮影をした。
この日は参考人質疑で「海を通じて世界と共に生きる日本」のうち、わが国の海洋政策についてまず政府からの説明聴取は内閣府総合海洋政策推進事務局長・平垣内(ひらごうち)久隆さんの説明、そして政府に対する質疑が1時間程度あった。

質疑は自民党小野田紀美議員から始まり、各会派の代表が行った。

その後参考人の意見陳述、初めに東海大学海洋学部・山田吉彦教授、東京大学・奥脇直也名誉教授がそれぞれ20分ずつ意見の陳述され、それに対する参考人質疑が1時間30分あった。

自民党の質疑は朝日健太郎議員が行った。

私は山田吉彦先生とは以前先生の講演を聞いたこともあり、2度ほどお会いして名刺交換もさせていただいていた。

先生のお話で尖閣諸島周辺の中国による海底油田開発、そして尖閣諸島の警備状況について聞いてみたい事があった。

昨日からメールと手紙で質問させていただいた。

また昨日、中国の海底油田開発の件を外務省に聞いた。

外務省の見方では、海底油田開発は12基のプラットホームからフレア(炎)が出ているので、原油を採掘しており、おそらく海底パイプラインで中国本土へ送っている、との事であった。

この調査会は、今月あと2回の参考人意見陳述が予定されており、次回は元水産庁幹部で捕鯨など水産資源の専門家である小松正之先生の意見陳述があり楽しみにしている。