ブックカバーチャレンジ2日目

ブックカバーチャレンジ2日目、大川周明先生の歴史書です。

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戦後GHQは徹底した日本弱体化政策を実行し、今もその効果は絶大です。戦後生まれの日本人は、祖国日本の真実の歴史を全く教えられてきませんでした。
最近読んだ本に、所得倍増計画を掲げて日本の復興に大きく寄与した池田勇人内閣で、経済政策の理論的中心になった元大蔵官僚の下村治氏が、「戦後の日米交渉においてアメリカの貿易不均衡は、アメリカ自身がまいた種にであるにもかかわらず、日本では政府関係者も経済学者も、その点には口を閉し、むしろ日本が悪いという態度をとり続けていることに関し、終戦直後の日本は、GHQによる日本弱体化政策に自覚なしに協力して自分自身を武装解除し、あえて自らを弱体化したのである。・・・占領期の日本弱体化政策の後遺症がいまだに残っている。この日本の弱腰の背景には、国防をアメリカに依存している後ろめたさも関係している。」と指摘している記述がありました。
私は、日米構造協議からTPP、日米貿易協定に至るまでアメリカに一方的にやられているのは同じ理由があると思ってます。
これが正当な日本の歴史書です。