ナカムラ元パラオ大統領の弔問記帳

23日(金)午前10:25、パラオ大使館に今月14日に亡くなったナカムラ元パラオ大統領の弔問記帳に出向き、政府を代表してマツタロウ大使に追悼の挨拶をした。

マツタロウというのは、尊敬していた日本人の名をつけたものだそうで、結構あるそうだ。

フルネームはフランシス・マリウル・マツタロウだ。

ナカムラ元大統領は76歳、父上が三重県のご出身、三重県で船大工をやっていたそうで、たびたび日本にも足を運んでいる。

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(写真は記帳の様子、写真がクニオ・ナカムラ元大統領)

私がパラオに興味を持っているのが、昭和19年9月から約2ヶ月以上にわたり激戦を繰り広げたペリリュー島の攻防戦であった。

その戦いは何度かこのブログでも書いたので今回は省略するが、一度はペリリュー島を慰霊に訪れたいと熱望している。

パラオは1914年から45年の間、日本の占領地又は委任統治領であり、人口の約2割が日系人である。

多くの日系人の活躍(レメンゲサウ大統領等)もあり、一定の親日層が存在するが、日本語を話す世代は高齢化してきている。

日本との交流は観光(ダイビング)と漁業で、沖縄県の漁船が約35隻登録してカツオ、マグロの漁を行っている。

また、数少ない台湾承認国の一つである。

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政府を代表してマツタロウ大使に弔意を述べた。

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マツタロウ駐日パラオ共和国大使と記念撮影、後ろの青い旗がパラオの国旗、青地に黄色の日の丸で、日本国旗を真似たデザインだ。