大阪都構想、再び否決

11月1日午後10時以降のニュースをずーと見ていた。

今回も1万7千票差という接戦の末否決された。

NHKでは22:45分頃に開票速報を打ったが、開票状況は賛成が上回っていたので意外であった。

7年ほど前であったか、昨年お亡くなりになった堺屋太一さんの講演を聞きに大阪へ出向いた。

その時に堺屋氏は、大阪府と市との二重行政がいかに不効率かを話され、私は納得した。

大阪はここ10年間、府も市も維新がリーダーシップをとっている。

国会での維新の議員の主張を聞いていると「財政再建、緊縮財政策」である。

デフレの時にこの政策で良いわけがない、いつまで経ってもデフレから抜け出せない政策だ。

日本中がデフレだが、大阪は全国平均以下だ。

「儲かりまっか」「あきまへんわ」でしぶとく儲けてきた大阪商人も、政治が舵取りを間違うと不景気から抜け出せない。