京都安藤人形店を訪問し、三代目安藤桂甫氏作の雛人形に感動❗️

京都で雛人形を作っている三代目安藤桂甫氏を訪れ、桂甫氏の作った雛人形に感動した。

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下の写真後列右が三代目安藤桂甫氏、隣が奥様の安藤啓子さん、三代目は今年11月3日に菅総理大臣から文化勲章(瑞宝単光章)を受章しました。

私の隣が松本隆之さん、彼のNTTドコモ時代の部下が三代目の息子さんだが、まだ、NTTドコモに勤めている。
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下の七段雛飾りは特別品で、お値段は880万円、
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下の写真の七段雛飾りは本来の色柄の物です。こちらは430万円です。
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奥様の啓子さんから、いろいろとご教授を受けました。

東京の雛飾りは内裏様が左側だが、京都は右側だそうだ。また、これまでに、フィンランド、タイのプミポン国王、英国のシャーロット王女、ベルギー王室に雛人形を献上したそうだ。

私は三代目が雛人形の製作者かと思っていたら、人形の顔を作る人、髪を作る人、十二単衣を作る人、飾り物を作る人など、分業体制で、その全体の取り纏め役が三代目だそうだ。

以前、NHKテレビで雛人形の製作の模様を放送しているのを見た記憶があったが、それが安藤人形店であった。

顔だけでも何回も重ね塗りし、目には義眼を入れて作るそうだ。また、衣装の柄、生地などすべて三代目が選び、人形の着付けもやるそうだ。

まさに日本の伝統工芸です。感動しました。

当初、松本さんから雛人形のお店に行くので感想を聞かせて欲しいと言われた時は、私が見て何を言えばいいのだろうと戸惑った。しかし、店の2階の展示部屋へ入った途端にそんな思いは吹き飛んだ。

これは素晴らしい、本当に感動した。それが下の写真です。

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お内裏様とお姫様のセットだけでも大小いろいろある。初めの私が持っている写真は比較的大きめの物で、もう少し小さいのがセットで34万円との事、この値段であれば、孫娘が生まれた時に奮発して購入するお爺ちゃんお婆ちゃんもいるだろう。
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ここは少人数の修学旅行生や日本各地から安藤人形店のホームページ(https://www.ando-doll.com/

を見て、人形を買いに訪れる人がいるそうだ。

是非ご覧下さい。