午後2時30分から、国立劇場において、政府主催の東日本大震災十周年追悼式が行われた。
コロナ禍の為、出席者は二百数十名に制限された。その為、参議院では議員会館一階の講堂でインターネット中継で参加した。
初めに、司会者から東日本大震災で犠牲になられた方々は、関連死を含めて2万2千2百名にのぼるとの話があった。
式典は午後2時46分に黙祷、菅総理の追悼の辞の後(下の写真)、
天皇陛下のお言葉、衆参議院議長、最高裁長官の追悼の辞が続いた。
その後、岩手県(佐藤しょうじさん)、宮城県(荒川航さん)、福島県(斎藤誠さん)のご遺族の代表と、被災者の代表(近江智春さん)の4名が追悼の辞を述べた。
当時、高知県議会議員であった私は、4ヶ月後の7月13日から3日間かけて、仙台に支店を持っていた高知県の建設会社社長の案内で、車で津波被害にあった宮城県、岩手県の海岸部を視察した。それが下の3枚の写真だ。
女川町に入った時の衝撃は未だに鮮明に覚えている。
1枚目の写真の後方に写っている3階建ての建物は、福祉施設でこの高台の庭まで津波がきたという事で、テレビで何度も紹介された。