陸自第50普通科連隊と防衛議連との懇親会

12月20日(月)陸上自衛隊第50普通科連隊と高知県防衛議員連盟の懇親会が開かれた。
第50普通科連隊は今年香南市に駐屯したが、7月に黒田連隊長から石田連隊長に交代した。
同時期に高知地方協力本部も杉本本部長に交代したために、防衛議連との懇親会は日程調整がつかず延び延びになっていた。
やっと調整がついて、この忙しい時期に開催となった。
県会議員は連日忘年会が続く、それにもかかわらず10名が参加してくれた。
50普通科連隊からは石田連隊長、管理中隊長、第1〜第3中隊長をはじめ7名が参加してくれた。また、県の危機管理部からも5名が参加してくれた。
私は議連の会長として歓迎の挨拶をし、その中で中国が20年間にわたって防衛費を増強しており、とりわけここ10年間は大幅に増強され、空軍と海軍の装備の近代化がはかられているにもかかわらず、日本の防衛費は6年間毎年削減され続けている。
自民党政権時代に防衛費は概ねGDPの1%以内という制約をつけたが、防衛費は相対的なものであり、日本を取り巻く諸国との軍事バランスを考えて組むべきだと思っていると話した。
軍事バランスが崩れた時に紛争が起こることは歴史が証明している。今の日本を取り巻く状況は非常に危険であると思う。
尖閣諸島問題以後、県民の防衛問題に対する関心は高い。
県会議員は選挙区を回っているが、防衛問題をよく聞かれるので懇親会では話が弾んだ。
来春の県議選が終わったら、防衛研修を頻繁に行いたいと思っている。