北海道高知県人会出席

6月10日(金)札幌市で開かれた北海道高知県人会連合会に議長として出席した。北海道は委員会視察でたびたび訪れるが、高知県人会に参加するのは初めてであった。
四万十市の田中市長、本山町の今西町長も出席しており、それぞれ別海町滝上町と交流があるそうで、水沼猛別海町長、長屋栄一滝上町長も出席していた。
また、田中市長は高橋はるみ北海道知事(鏡割りで私の隣の女性)と一橋大学の同期生だそうで、田中市長から出席依頼があり、知事が出席してくれた。
明治19年北海道庁が設立され、初代長官は宿毛出身の岩村通俊である。
議長祝辞でその話をするつもりでいたが、挨拶前に田中四万十市長が私の所に来て、是非岩村さんの話をして下さいと言った。田中市長は農林中金勤務時代に北海道で2年過ごしたのだそうだ。
高知県人会の東川孝会長は元千歳市長だそうで、高橋知事は東川会長とは市長時代から面識があったが、高知県人であることは初めて知ったと言っていた。
私は坂本龍馬の甥である坂本直行の子孫が、県人会に出席されているのかなと期待していたが、東川会長に訪ねたら県人会には来ていないとのことであった。
県人会の出席者は八十数名、私が最初の挨拶で宿毛の出身だと話したら、早速宿毛市坂本出身の小松さんが挨拶に来てくれた。小松さんの叔父さんは、私の故郷小筑紫町大海に住んでいた方で驚いた。
片島出身の方もいたが、いずれも自衛隊員として北海道に来て、退職後もそのまま北海道に住み着いたそうだ。
翌日は「よさこいソーラン」を演舞場で見学、思ったより「よさこい節」を取り入れていたのに少し安心した。時折雨の降る天気であったが1時間半ほど見学した。
各チームが「東北がんばれ!日本がんばれ!」の旗を用意していた。北海道は東北からの移住者が多いのでよけい応援している姿が目についた。
この日、新千歳空港から羽田へ向かう飛行機から眺めていると、岩手県南部で雲が切れた。
気仙沼市石巻市、女川町、松島、仙台空港福島第1原発、第2原発が見えた。
高度1万2千メートルからの眺めだが、津波の爪痕ははっきりと確認できた。
この下では、一生懸命に震災からの復旧作業にあたっている人達がいるんだということ思いながら眺めていた。