コグウェイ四国前夜祭

16日(金)午後6時30分から三翠園ホテルで前夜祭が開かれ、県議会議長は乾杯を頼まれて出席した。

「コグウェイ四国」とは自転車を「漕ぐ」と道の「way」を合わせたもので、発起人は山崎美緒さんという若い女性であり、運営スタッフはその仲間達である。
山崎さんは20歳のときに「アフリカを自転車で旅行したい!」と思いつき、手始めに日本一周を敢行し、同じ年の2004年8月からアフリカを単独で縦断したという。その際頭を丸坊主にして男に成りすまして旅をしたという。
その山崎さんが、四国はサイクリングに最適の場所だということで企画したのが「コグウェイ四国」である。
参加者は総勢200名、そのうち外国からの参加者が40名、それ以外に国内に住む外国人も十数名参加している。
また、この企画の海外メディアの取材はアメリカ、イギリス、オーストラリ、韓国、台湾の5カ国から雑誌関係者が訪れている。
9月10日に広島県尾道市を出発し、今治、善通寺、高松、徳島を経て高知市に来た。
17日から19日まで高知市から四万十市窪川を経て四万十川沿いを走りながら終点の松山市を目指すという。
あいにく台風15号が沖縄周辺に居座っているため県内は時折風雨が激しくなっており、参加者には気の毒な天気である。
明日は県議会からも森田英二県議、坂本茂雄県議、西内健県議、岡本和也県議が参加し、尾崎知事、池田中土佐町長、高瀬四万十町長も参加するそうだ。
四国でサイクリングの大会を開こうという動きは、自民党の土森議員も提案していたが、山崎さんのことを知らなかったと思う。
今回は第1回ということだが、来年はぜひ足摺岬を回る国道321号線沿いを走ってもらいたいと考えている、サイクリングには最高の景色である。
こういうイベントを続けていくことは高知県の観光振興に役立つと思う。