ゆれる世界経済

ギリシャに続いてイタリアの財政破綻のおそれがマスコミを賑わしている。
イタリアはこれまでも何回か国家財政の破綻は経験済みである。しかし、今回は通貨ユーロを共有したことで、財政破綻の影響はヨーロッパ全体に及ぶ。
中国もあやしい、中国通の宮崎正弘氏のレポートでは、上海ではマンションが40%引きで売りに出されているという。
7年前私が県議団の一員で上海を訪れた時に、現地の通訳兼ガイド(公務員)から、上海のマンションは投機対象で、入居している部屋は少ないと説明を受けた。
事実、乱立しているマンションの部屋は人が住んでいる気配のない部屋が多く見えた。
アメリカは失業率9%、しかしあまりの求人の少なさにはなから就職をあきらめている人も多く、実質失業率は十数%という推測がある。
昨夜のNHKテレビで、そういう人達のレポートをやっていた。
マスコミは一部を誇大に報道することがあるので現地に行って見ないと実態は分かり難い。
来年の大統領選挙を控えアメリカに関する報道は日本でも相当増えているので、実態も分かってくるであろう。