再度の政府要望活動

12月5日(月)「東海・東南海・南海地震による超広域災害への備えを強力に進める9県議会議長会議」で政府へ要望活動を行った。
12月議会開催中の県が多いため同行していただいたのは休会日にあたった和歌山県議会の新島雄議長のみ、当初は12月中旬を予定していたが、それでは国の来年度予算が固まる恐れがあり、急きょ早めた。
絶妙のタイミングであった。
対応して頂いたのは民主党筆頭副幹事長鈴木克昌先生、今回は地震予知に対する要望を強調した。
本県選出の広田一、武内則男両参議院議員が同席してくれた。
(左から和歌山県新島議長、鈴木副幹事長、広田議員、武内議員)
両議員から鈴木副幹事長に対して、民主党では来年度予算案削減のため現在政策仕訳が行われており、公共事業の新規着工は見直しの方向で動いているが、高知県などの防災予算までがその対象となっているのでそれは阻止してほしいと強く要望した。
この攻防は今週いっぱいが山だそうだ。
この後、国土交通省道路局の企画課、国道・防災課の課長に予約を取らずに陳情に行ったら偶然お会いできた。
国道・防災課三浦真紀課長に窪川から土佐佐賀に至る国道バイパス(高規格道路)の2路線の着工命令が出されたお礼を言ったら、国交省は着工命令を出したが財務省の意向でこの予算が切られそうだと心配されていた。
そこで、先ほどの鈴木副幹事長と広田、武内両議員のやり取りを話した。
浦戸湾入り口の可動式津波防波堤の予算も含めてどうなるかわからない。
この時期に3連動地震対策の防災予算まで削るとは考えていなかった。民主党さんそれはないだろう。
地震予知の仕事は文部科学省の予算なので奥村展三文部科学副大臣にも陳情を行った。
前回の陳情では文部科学省は予約が取れなかったので初めてであったが、予知についても応援すると話してくれた。