産業経済委員会の県外調査

9月4日(火)から福岡県、鹿児島県へ県外調査に来た。
福岡県大牟田市でメガソーラ発電施設の調査、大牟田市は人口約12万4千人、有明海に面し三池炭鉱があった市である。
炭鉱が衰退し、石炭火力発電所の跡地に太陽光発電施設を整備している。
設置は九州電力だが西日本プラント工業株式会社へ委託しており、担当社員から説明を受けた。
敷地面積は約8万m2、ヤフードームとほぼ同じ広さ、出力は3メガワット(3000kw)との説明を受けた。運転開始は平成22年11月、以来毎日のように見学者が訪れると言っていた。
石炭火力発電所に比べて、同じ敷地面積での発電能力は100分の1に低下、天候による発電能力低下を考えると敷地面積当たりの発電能力は千分の1になったということだ。
おまけにパネルのそばの雑草が繁り、発電パネルの日照を妨げているが雑草を刈り取る費用をかけたら採算が合わないということでほったらかし、非常に非効率な設備である。
印象に残ったのは大牟田市から鹿児島市への移動で乗った九州新幹線である。
約一時間の乗車時間、快適である。九州新幹線の利点はこれから益々明らかになるであろう。
同僚県議と四国新幹線の必要性で話しが弾んだ。