高知1区に維新の会から落下傘候補が立候補を表明

昨夕のニュースで、高知1区維新の会から落下傘候補が立候補を表明したと報道があった。
維新の会の政策は地方交付税を廃止して10%(最近は11%と言っている)の消費税を全額地方税とするというものである。
今年の6月県議会で、これを高知県に当てはめた質疑があった。
県の小谷総務部長の答弁によると、今年の当初予算は4340億円、そのうち歳入の約72%が地方交付税などの国からの補助だ。そして、地方交付税臨時財政対策債の合計が2071億円(47.7%)である。
10%の消費税を全額充てても約1496億円の財源不足に陥るとのことであった。
維新の会の主張は大阪や東京、愛知などの財政力の豊かな地方公共団体では受けるだろうが、高知県などの財政力に乏しい17県(財政力指数0.3以下)では予算が成り立たない。
私はこのことを街頭演説で訴えている。
次の衆議院選挙に5期目出馬予定の福井照さんと一緒に、高知市内各所を18日(日)は9時からお昼まで、今朝は午前8時から街頭演説を行っている。
県民の選挙に対する関心は高いように感じた。