第3回自民党全国幹事長会議

9月2日(月)午後4時から、今年3回目の自民党全国幹事長会議が開かれた。
議題は参議院選挙の総括と今後の政策課題について。


私は消費税増税の時期を慎重に判断して頂きたいという要請をした。
8月25日のこのブログでも産経新聞の田村秀男論説委員の記事を紹介しながら、時期尚早との話を書いた。
昨日の会議では、8月31日の高知新聞に載った、高知県内の有効求人倍率が0.76となり、この数字は1991年のバブル期以来の良い数字だが、正規雇用に限っては0.34だ。
県内の製造業も今年になって元気になりつつある。また、8月の観光客、帰省客も昨年よりは増えており、県内の景気も良くなりつつある。しかし、県内企業の給料が上がっているという状況まではいってない。
従って、増税時期は慎重にしてほしい、との要請をした。他県の二人の幹事長からも同様の意見が出た。
石破幹事長からは、高知県連からもあった意見は政府に伝えるとの回答であった。
この後の懇親会で石破幹事長と同じテーブルに座ったが、石破幹事長は、かと言って一年先延ばしすると統一地方選挙の年になるしと話しておられた。
悩ましい話ではあるが、もし来年4月に増税に踏み切って景気回復が失速したら、それこそもっと悪い状況で統一地方選挙を戦う事になりかねない。

懇親会には安倍総理も初めて参加され、記念写真を撮った。きわめて元気である。