安倍総理の靖国神社参拝、その2

今朝の(28日)の産経新聞の3面にケビン・ドークジョージタウン大教授の「首相靖国参拝」と題する記事が載っている。
この教授の名前を聞くのは初めてだ。ワシントンの支局員からの記事だから、ワシントンの近辺に住んでいるのだろうか。
批判している中国も韓国のマスコミ、政治家も靖国神社が魂をお祭りしてある神社であることを理解している人は非常に少ない。
ケビン・ドーク教授が靖国神社をきっちりと理解していることは記事を読めば分かる。
靖国参拝は・・・日本のすこぶる国内問題だ。中国と韓国がなぜ、この日本の国内問題に首を突っ込むのか、いまだに理解できない。安倍首相の靖国参拝は、戦争を始める意思の合図でもなければ、旧日本軍を奉じるものでもない。首相は国内外で国家と国民のために命を落とした人々の霊を、慰めたいと欲しているだ。中国と韓国の指導者は同じように(自国民を)慰霊したいと望まないのだろうか。」と書いており、また、首相が本殿だけでなく鎮霊社も参拝したことについて、「外国の人々には、鎮霊社を訪れた意味を理解してほしい。重要なのは、鎮霊社には世界のあらゆる国の戦没者が祭られているということだ。」とも書いてある。
私は年に何度か靖国神社に参拝をするが、昭和40年に竣工した鎮霊社を意識したことはなかった、ケビン・ドーク教授は相当に詳しい。
もともと中国が日本の首相の靖国参拝を批判し始めたのが、昭和60年の中曽根首相の時からだが、この動機は日本の反日マスコミと反日知識人?が中国を焚き付けたのがきっかけだ。
A級戦犯を合祀しているから参拝に反対しているというが、A級戦犯合祀は昭和53年の秋季例大祭からだ。
そもそも連合国の、罪刑法定主義を全く無視した不当な東京裁判A級戦犯と認定されたからといって靖国神社にお祭りしないという理由はない。
「平和に対する罪」?それで裁かれるのは昭和20年3月の東京空襲、広島、長崎の原爆投下で三十数万人の非戦闘員を、日本人を虐殺した米国の指導者であろう。
そして、この日の産経新聞5面には「ソウルから」という黒田勝弘氏の囲み記事の中で、(大東亜戦争)当時は「韓国人は日本人と一緒にアメリカや中国と戦ったというのが歴史的事実だ。」、「靖国神社には日本とともに戦ってくれた台湾の人や韓国人の英霊も多数、祭られている。」と書いているが、その通りである。
台湾の李登輝元総統の兄上も靖国神社にお祭りされており、数年前に参拝したことは大きく報道されたし、李登輝氏も元日本帝国軍人であった。

written by iHatenaSync